注))「不妊治療体験記ーその1-」からお読みの方は、 『『 』』 を省略されてお読み下さい。
『『 とある企画の為に、当院にて不妊治療を受けられて無事にご懐妊となられた方々の一部の方々に、”不妊治療を乗り切った体験記”をお願い致しました。あくまでもその企画の為のものなのですが、届いた体験記を読ませて頂く度に、こちらが励まされるような思いとなりました。皆様の頑張りが痛いほど伝わってきて、毎回感動する思いで読ませて頂いております。事務長だけが読んでいたら、大変勿体ないと思い、その企画の前に、こちらのブログにも載せさせて頂く事に致しました。特定されないよう、一部を抜粋させて載せさせて頂きます。とある企画につきましては、4月中旬くらいに、こちらのブログで公表させて頂きます。 』』
体験記ー連続シリーズ-
Q:あなたにとって不妊治療はどのような経験となりましたか?
A:幼い頃から、人は努力した分、必ず幸せがついてくる、だからどんなことがあろうと自分がこうすると決めたら最後まで頑張ると、治療を始めた時、決心しました。
なかなか良い結果が出ず、焦り イライラしたり 自分を責めたり・・・と人生の中ではじめて挫折感を感じました。
でも、悪いことだけではありませんでした。治療に行き詰まった時、主人が「大丈夫だよ。きっと俺たちの子供は出来るから。」と言い続け、励ましてくれたことに、今は感謝しています。
一人ではないということが心強く、夫婦の在り方を考えることが出来た貴重な経験でした。
Q:先が見えない不妊治療を乗り切ったコツは何でしたか?
A:仕事を辞めなかったことです。
体力的にキツイと思ったことも多くありましたが、人と接する看護師の仕事が好きで、どうしても辞めることは考えられませんでした。
仕事中は完全に気持ちを切り換えられたので、ちょっと落ちている時は、逆に仕事に救われていたと思います。
仕事と治療の両立は、はっきり言うと大変でしたが、周りに支えてくれる人たちがいてくれたので、頑張ることが出来ました。
Q:とくおかレディースクリニックで頑張って良かったと思われる事はどんな事でしたか?
A:院長先生をはじめ、スタッフの方々の熱心で優しい態度に、いつも気持ち良く通わせてもらいました。
不安な気持ちもよく聞いていただきました。分からないことも、ホントに些細なことも、調べて答えていただきました。同じ医療従事者として、本当に頭が下がる思いです。
だから、私は、心から信頼して、治療を続けることができたと思っています。
いつも励ましてくれたスタッフの方に「おめでとうございます」と言ってもらって、本当に嬉しかった!!
Q:不妊治療で一番辛かった事は何でしたか?どのようにして乗り切られましたか?
A:AIHからステップアップしたIVFで成果がみられなかった時は、さすがに落ち込みました。
自分の何がいけないのか・・・もしかしたら、もう100%ダメなのかもしれない、ダメなら隠さず言って欲しいと、胚培養士の方に思いきりぶつけてしまったこともありました。
クリニックを出て、駅まで大泣きして歩いたことも・・・。
現実を受け入れて前へ進む!進んでいかないと夢はかなわないって、いつも自分に言い聞かせてました。
私ならきっと出来る!神様はきっと見ていてくれる!と祈るような気持ちでした。
Q:今現在はどのようにお過ごしですか?不妊治療を頑張っている方への応援メッセージがございましたらお願い致します。
A:現在、8Wを過ぎ、先週、心拍確認も無事することができました。
相変わらず、無理のない程度で仕事は続けています。
不妊治療は先が見えないから、精神的に参ってしまうこともあるかと思います。
でも、辛いことばかりではありませんでした。
いつもそばにいてなぐされてくれたり、一緒に泣いて、時には怒られ、一緒に喜び支えてくれる主人がいてくれたからこそです。
決して一人じゃないから、あきらめず頑張って欲しいです。
この方は、無駄にぶれることなく・不必要に揺れることなく、良い信念をもって、常に前向きに頑張っていらっしゃいました。
その前向きな頑張りが、辛い思いを乗り越えて幸せを手にされた力の源なのだと思います。
本当に素晴らしい応援メッセージです。
先輩からのメッセージで励まされて、どうか前向きに頑張って下さいね。
ーby事務長ー