ふと「飼い犬に手をかまれる」という諺が頭をよぎりました。
我が家では犬を飼っています。
犬は、本当に心を和ませてくれます。
素直で真っ正直で、喜びも悲しみも全身で表現してくれるし、「家政婦は見た!」じゃないけれど、どこにでも顔を出します。
家族全員の動向が、いつもいつでも、とにかく気になるというわけです。
誰かがお風呂に行けば、その人がお風呂から出てくるまで、脱衣所のドアの前で伏せして待っています。
誰かが別の部屋に行けば、その人が用事を済ませて出てくるまで、その部屋のドアの前で伏せして待っています。
出てくると、ニコニコと笑って尻尾を思いきり振って出迎えてくれます。
それが、本当に可愛らしくて、心から癒されます。
犬は、媚びてやっているわけではないのでしょうね。
素直な気持ちで、真からとっている計算のない行動なのだと思います。
話は、タイトルに戻りますが、「飼い犬に手をかまれる」というのは、やはりごくごく初期の躾の失敗だと思うのです。
中には、躾づらい犬もいる事でしょう。躾けるまでは、大変でしょう。
犬の気質もあるでしょうし、躾けがどこまで完成するかは個々様々だと思います。
私は、初期の躾けというものが大切だと考え、有料の「躾け教室」にも数回、参加してしまいました。
さすが犬の躾けのプロの先生、犬の心理状態を優先して懇切丁寧に教えて下さいました。
プロの先生のアドバイスがなければ、素人判断だけで突っ走っても(実家では柴犬を飼っており、犬の本は何冊か読んでおりましたけれども)~ではうまくいかなかっただろうなぁ・・・と実感します。
子犬を、まるでわが子のように思って参加される方々で溢れておりました。
その躾け教室の御蔭なのか、我が家の犬は、いつもニコニコとした明るい良い子です。
飼い主の動向を冷静に観察して自分の行動に繋げる・自分のオモチャ以外のものは絶対に噛まない・穏やかな気持ちでお留守番出来る・移動バッグの中に大人しく入って移動している・・・人間が大好き(大きな犬は少々苦手)・・・という、本当に可愛い犬です。
「犬は三日飼えば三年恩を忘れず」です。人懐こい動物です。
もしも、毎日が寂しい・ストレスが多い・・・とお思いの方は、是非、犬に限らず何かお世話をするものをかわれてみて下さい。
金魚でも・亀でも・植物でも・なんでも・・・。
寂しさや孤独から解放してくれ、ストレスも軽減してくれます。
ただ、動物や植物をかう場合は、その動物が亡くなるまで植物が枯れるまで、責任を持ってかってあげる事です。
この人にかってもらえて幸せだ!!と思ってくれるように、最後まで責任を持つ事だと思います。
心の癒しだけでなく、教えてくれる事はとても多いと思います。
ーby事務長ー