とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

子宝メッセージ その34

2011年09月08日 | 不妊
当院の体外受精・顕微授精を乗り越えられた方々からの『子宝アンケート』を着順に掲載させて頂きます。

今現在、子宝ご希望で頑張っておられる皆様の励ましになれば幸いです。

Q1:不妊治療を続けていて辛かった事は何でしたか?

   簡単に授かるわけではない事を理解していても、
   胚移植の結果を聞いた時、毎回辛かったです。   

Q2:辛さを乗り越える為に、どのように対処されましたか?

   私だけでなく、夫も辛いだろう、
   私だけが辛いわけではないと思うようにしました。
   また、仕事や自分の好きなことに集中し、
   深く考えないようにしていました。 

Q3:子宝という結果を手にする為に、努力された事・工夫された事はありますか?
   
   スポーツをしていなく、
   仕事もデスクワークの為、運動不足だったので、
   血流を良くするために、Wiiヨガやストレッチなど嫌にならない程度にしていました。 
  
Q4:不妊治療中での気分転換はどのようにされましたか?

   たまたま、韓流ドラマにはまっていたので、暇さえあれば観てました(笑)
   あとは、仕事仲間とお酒を飲みに行く、親や友達と会い気分転換してました。
   治療が少ない月には、旅行に行ったりもしていました。   

Q5:とくおかレディースクリニックを選んで良かったと思われる点は何でしょうか?

   都立大学に住んでいる為、通うストレスがなかったこと。
   先生、スタッフの方々を信じられたこと。   

Q6:不妊治療を頑張っておられる方々に向けて、励ましのメッセージをお願い致します。

   子供を授かる授からないどちらにしても、
   治療をしていて辛い思いは、
   今の自分にとって、必ずプラスになる経験、決して無駄にはならないと信じ、
   前向きに頑張っていただきたいと思っております。   
         
Q7:お子様が授かった今現在のご様子をお知らせ頂けましたらお願い致します

   5ヶ月に入り安定期となり、毎日元気に妊娠生活を楽しんでいます。
   順調な為、仕事も無理しないよう頑張っています。  

励ましメッセージ、まことに有難うございました

ーby事務長ー

とくおかレディースクリニック

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9月の受付便り

2011年09月07日 | 受付便り
9月の受付便り


皆さま、こんにちは

雨でどんよりとした空が続いてますが、いかがお過ごしですか?
待合室から見える、雨の合間のふとした晴れた空が気持ちも晴れやかにしてくれます。
受診された際には、窓からの外景色も是非ご覧ください。


今回の受付便りは『東京都特定不妊治療助成』についてです。

4月に助成金について詳しく書いてありますが、
一部改正がありましたので改めて書かせて頂きます。

体外受精・顕微授精を受けられた方に対して、
お住まいの地域により助成金制度があります。
東京都では、年2回まで5年間申請可能でした。
改正後は初年度は年3回まで、翌年度より年2回まで計5年間と変更されました。

申請の対象者は、
○ 申請日現在、東京都内に住所があること
 (夫婦のいずれかが都外(国外除く)在住の場合は、
  所得額の多い方の住所が都内である場合に限り、申請することができます。)
○ 法律上の婚姻をしている夫婦であること。
  (事実婚は対象になりません。)
○ 特定不妊治療(体外受精・顕微授精)以外の治療法によっては妊娠の見込みがないか、
  又は極めて少ないと医師が診断したこと。
○ 指定医療機関で治療を受けたこと。
○ 申請日の前年(1月から5月までの申請日については前々年)の
  夫婦の合算の所得額が730万円未満であること。

以上に当てはまる方です。


準備する書類は、

(1)特定不妊治療費助成申請書(第1号様式)
(東京都の指定様式を使用してください)
(2)特定不妊治療受診等証明書(第2号様式)
(東京都の指定様式を使用してください)
(3)住民票又は外国人登録原票記載事項証明書
(4)戸籍謄本又は外国人登録原票記載事項証明書
(5)医療機関発行の領収書のコピー(保険適用外診療分)
(6)ご夫婦それぞれの申請日の前年(1月から5月までの申請日については前々年)の所得を証明する書類
 例)課税(非課税)証明書(原本)又は住民税額決定通知書のコピー

です。

東京都の助成金制度のご案内や申請書は、当院の受付にございます。
東京都福祉保健局ホームページでもご確認頂けます。

ご不明な点がございましたら、いつでも受付スタッフにお声をお掛けください。


とくおかLC受付・医療事務スタッフより


とくおかレディースクリニック
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9月のラボ便り

2011年09月06日 | ラボ便り
9月のラボ便り


こんにちは。

今月のラボ便りでは、
胚(受精卵)の凍結についてお話し致します。

胚を凍結することによって、
細胞の生命活動を休止状態にすることができます。
つまり、適切な方法で凍結し、
適切な方法で融解(解凍)することによって、
胚を、
望む時に子宮の中に戻すことができます。

どのように凍結するのかと申しますと、
胚を液体窒素(-196℃)に直接浸け凍結させます。

しかし、
そのまま浸けただけでは胚は生存できません。

胚の細胞ではその85%が水分です。
この細胞をそのまま低温で凍らせると水が氷晶(氷の結晶)となり
細胞にダメージを与えてしまいます。

このようなことを避けるために、
胚を凍結する際には、
細胞内の水分を取り除いた状態で凍結します。

そして、
融解する時に再び水分を細胞の中に戻します。
この処理を行うことによって、
胚がダメージを受けることなく、
長期の保存が可能となっています。

ただし、
細胞自体が弱く凍結に耐えられないと、
変性(細胞が壊れてしまう状態)する場合があります。

しかしながら、
近年の凍結技術はとても安定しており、
胚の凍結融解における生存率は9割以上です。


当院では、基本的に採卵を行った周期に胚移植はせず、
胚凍結を行って、別の周期に移植を行っています。

採卵では複数個の卵子を育て採取するので、
自然の状態よりもホルモンの値が高くなります。
ホルモンの値が高過ぎると、着床を妨げる可能性があるため、
採卵とは別の周期に胚移植を行います。


台風など天候が不安定ですが、
皆様、体調を崩さぬようご自愛下さい。


とくおかLCラボスタッフより


とくおかレディースクリニック



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9月の看護部・検査部便り

2011年09月02日 | 看護部・検査部便り
9月の看護部・検査部便り


蝉の声に暑い季節もまだまだ続いている…と思っていたら、
もう鈴虫の季節です。
朝・夕と涼しくなってきました。
季節の変わり目は風邪の引きやすい季節です。

どうぞお体に気を付けてくださいね。

今回は、
「胚移植直後の過ごし方について」お話ししたいと思います。

以前、2010年12月に「胚移植後の過ごし方について」もお話しさせていただきました。
そちらももう一度お読み頂いて、是非、参考にしてください。

移植直後…様々な情報が飛び交っていますね。
「移植が終わったらいつも通りに動いても良い!」
「移植後は2時間横になってトイレにも行ってはいけない!」
などなど。

移植後に
「このままトイレに行ったら一緒に流れてしまいませんか?」
「今日はずっと横になっていた方がいいですよね?」

というようなご質問を受けます。

いったい何が正しいのでしょう??

「すぐに動き出しても、まず、問題ありません!」
それが答えとなります。

昔は移植後はできるだけ安静にし、
数十分~数時間と時間はさまざまですが、動かないように!と言われていたこともありました。
トイレ以外は動いてはいけない、お風呂も入ってはいけない!など、、、。

人工授精でさえ、注入後は静かに横になって、という時代(それは相当昔です)もありました。

しかし、最近のデータでは、安静時間はまったく妊娠率に関係ないといわれています。

いつも通りの生活をすることが、もしかしたら精神的に一番難しいことかもしれません…。

子宮内に入った受精卵を信じて、約2週間後の判定をお待ちください。

また気になることができたら、
いつでもスタッフにお声をおかけください。

とくおかLC 看護部・検査部スタッフより

とくおかレディースクリニック



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