とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

希望の光

2012年04月29日 | 感動する心
長い人では、
昨日の4月28日土曜日から5月6日の月曜日の、
約9日間がお休みになる人達がおられるそうです。

通常の方々は、カレンダー通りですから、
本日・明日が2連休、
そして5月3日~6日の4連休となるのでしょうかね。

ですが、
その連休もお構いなしでお仕事をされておられる方々も多くおられます。

本日、
とある和食料理店に入りましたところ、
そこの店長さんが、
とてもフレンドリーな良い方で、
日本酒の説明をあれこれとして下さいました。

幾つかある日本酒のうち、
震災に遭われた醸造会社のお話があり、
実際のボトルを見せて下さいました。

その裏側には、
このような文章がありました。
以下です。

「このお酒は、平成23年3月11日(金)の東日本大震災によって被災したお酒です。純米酒を中心に大吟醸や純米吟醸など、発酵中のお酒が被害に遭いました。震災直後、仕込み蔵は地震の揺れの激しさから、発酵中のもろみがタンクから溢れ、床一面、白い絨毯を敷き詰めたのかと、錯覚するような情景でした。溢れ出たもろみは霧状になり、辺り一面に立ち込め、蔵の奥が良く見通せない状況で、目の前の光景を疑いました。そして、溢れ出たもろみが発生している音なのか、今までに聞いた事の無いような音が蔵内にこだまし、まるでもろみの悲鳴のようにも聞こえ、何とも言えない恐怖感を覚えました。建物のいたるところが壊れ、立ち入る事が困難になり、同時にライフラインが寸断し、発酵中のお酒の管理ができなくなってしまいました。何の手立ても出来ず、ただ、呆然と指をくわえて見守る日々が続きました。一週間が過ぎても復旧の目処が立たず、発酵中のもろみの全廃を覚悟しました。しかし、震災から二週間目、電気など一部ライフラインの復旧などが重なり、諦め掛けていたもろみを、遂にお酒として甦えさせる日がやって参りました。ただ、放置している時間が余りにも長く、垂れ口から搾り出されるお酒の品質がとても心配でした。しかし、我々の心配をよそに、そのお酒はとても力強く生命力に溢れ、我々に勇気と希望を与えてくれました。本来の酒造りでは、如何に良い酒を造ろうかと凌ぎを削りますが、このお酒からは普段の酒造りでは味わえない感動を貰いました。蔵の有る宮城県石巻市はこの度の震災で、壊滅的な被害を受けました。勿論、弊社も甚大な被害を受けました。しかし、被災した石巻市の惨状を見た時に、弊社は本当に生かされたのだと、強く感じるほか有りませんでした。
普段の生活では感じ得ない、感謝の気持ちを強く痛感させられ、造り酒屋として何か地域に貢献する事は出来ないか、自然と、そのような気持ちが芽生えて参りました。そして、この気持ちを大事にしたいと考えるようになり、この被災したお酒を震災復興酒として販売し、少ない金額になりますが、売上金の一部を義援金として、私達の住む石巻市に献金したいと考えております。また、我々が励まされた、このお酒を通して、御愛飲頂く全ての方々に希望の光をお送りする事が出来れば幸いに思います。(株)平孝酒造 店主謹白」

まさに、復興酒ですね。

お酒にも「命がある」という事です。

希望を持って、仕事に取り組むという事は、
本当に素晴らしい事なのだと思いつつ、
感謝の思いを抱きながら、
震災後に搾った「一滴の雫」を大切に頂いて参りました。

安全に生きていられる事に感謝をしつつ、
このゴールデンウィークを過ごさせて頂きたいと思います。

ーby事務長ー


とくおかレディースクリニック
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子宝メッセージ その49

2012年04月28日 | 不妊
当院の体外受精・顕微授精を乗り越えられた方々からの『子宝アンケート』を着順に掲載させて頂きます。

今現在、子宝ご希望で頑張っておられる皆様の励ましになれば幸いです。

Q1:不妊治療を続けていて辛かった事は何でしたか?

   妊娠のプラス判定が出なかった事。

Q2:辛さを乗り越える為に、どのように対処されましたか?

   ・プラス判定が出るまで、絶対に人前で泣かないと決めました。
   ・終わった事をいつまでも引きずらないように心掛けました。   

Q3:子宝という結果を手にする為に、努力された事・工夫された事はありますか?
   
   ・身体を冷やさないようにしました。
   ・他人を羨ましいと思わないようにしました。  

Q4:不妊治療中での気分転換はどのようにされましたか?

   ・夫と一緒にゲームをしたり、遊園地に出掛けたりしました。
   ・何でも話せる友達との、週に1度のおしゃべりを楽しみました。

Q5:とくおかレディースクリニックを選んで良かったと思われる点は何でしょうか?

   ・効率的で無駄が殆どなかった点。
   ・スタッフの方々の心配りにホッとしたり安心出来た点。 

Q6:不妊治療を頑張っておられる方々に向けて、励ましのメッセージをお願い致します。

   良い結果が出ず、辛い思いをされている方に、どんな言葉が励みになるのか・・・
   (私も辛かったから)
   ただ、先生に”大丈夫”って言ってもらえている間は、諦めない事かな・・・。
   実際、出産後、初めて我が子を抱いた時、今までの辛かった事がどこかへ飛んでいってしまい、
   夫の喜ぶ顔を見て、諦めなくて良かった・・・と実感しました。    
         
Q7:お子様が授かった今現在のご様子をお知らせ頂けましたらお願い致します

   慣れない育児に、毎日、驚きの連続です。
   生活のリズムがようやく落ち着いてきて、改めて”家族”というものを実感しています。
   まだまだ、不安とドキドキの毎日ですが、夫と二人、子育てを楽しんでおります。 


励ましメッセージ、まことに有難うございました

ーby事務長ー

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子宝メッセージ その48

2012年04月27日 | 不妊
当院の体外受精・顕微授精を乗り越えられた方々からの『子宝アンケート』を着順に掲載させて頂きます。

今現在、子宝ご希望で頑張っておられる皆様の励ましになれば幸いです。

Q1:不妊治療を続けていて辛かった事は何でしたか?

   ・先の見えない治療であること
   ・努力しても、必ず結果が伴うものではない事
   ・自然妊娠でも、1年に12回チャンスがあるかないかなのに、
    IVFだと更に治療回数が限られてしまう事

Q2:辛さを乗り越える為に、どのように対処されましたか?

   治療を始めた頃は、気分のアップダウンがかなり大きかったです。
   なかなか自分自身の感情の波をコントロールする事が難しかったですが、
   治療も長くなると半ば諦めがちになった時に肩の力が抜けてうまくいった気がします。
   あとは、主人のサポートが一番大きかったです。   

Q3:子宝という結果を手にする為に、努力された事・工夫された事はありますか?
   
   長年の治療で、体力が落ちてきていたので、運動して血流を良くし、
   体力をつけるよう努めた。  

Q4:不妊治療中での気分転換はどのようにされましたか?

   ・お稽古に励む
   ・旅行に行く

Q5:とくおかレディースクリニックを選んで良かったと思われる点は何でしょうか?

   ・先生が諦める事なく、最後まで治療に付き合って頂けた事
   ・患者側の意向を汲んで、私の希望にそった治療をして頂けた事
   我儘な患者で申し訳なかったと思っています。 

Q6:不妊治療を頑張っておられる方々に向けて、励ましのメッセージをお願い致します。

   不妊治療を続けるには、精神的にも肉体的にも金銭的にも負担を強いられますが、
   自分自身がそれを可能にする環境におかれている事だけでも充分幸せだという事を、
   まず理解して欲しいと思います。
   その結果、子供が授かれば更に幸せです。    
         
Q7:お子様が授かった今現在のご様子をお知らせ頂けましたらお願い致します

    現在、妊娠7ヶ月に入りました。
    36週までは、バイアスピリンの服用&12時間おきのヘパリン投薬と、
    普通の妊婦とは異なり、生活にも制限がありますが、
    日に日に大きくなるお腹、胎動を感じ、
    辛かった治療が報われたので幸せです。 


励ましメッセージ、まことに有難うございました

ーby事務長ー

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子宝メッセージ その47

2012年04月26日 | 不妊
当院の体外受精・顕微授精を乗り越えられた方々からの『子宝アンケート』を着順に掲載させて頂きます。

今現在、子宝ご希望で頑張っておられる皆様の励ましになれば幸いです。

Q1:不妊治療を続けていて辛かった事は何でしたか?

   ・採卵で良い卵が採れるのか、卵は授精するのか、移植出来るのか、
    移植したら妊娠するのか・・・
    各段階で、数日~数週間、期待したり不安になったりがっかりしたりと、
    精神面を維持するのが大変で、辛かったと思います。
   ・それから、一度、流産してしまったことがあり、悲しかったです。
   ・仕事を減らした半面、金銭的には負担が大きく、
    治療が長引き、不安を感じることもありました。

Q2:辛さを乗り越える為に、どのように対処されましたか?

   ・泣きたい時は泣きました。
   ・「自分を責めない」「神様が考えていることなんだ」と言い聞かせるようにしていました。
   ・夫とよく話し、前向きな姿勢を保つよう励まし合っていました。
   ・時々、旅行など気分転換をしました。   

Q3:子宝という結果を手にする為に、努力された事・工夫された事はありますか?
   
   ・仕事を減らし、治療の日程や受診の日程を組みやすくしました。
   ・親しい人(身内も)には不妊治療をしていることを伝えていました。
    仕事をどうしても都合つけなくてはならない時など、
    隠しているとストレスになり辛かったからです。  

Q4:不妊治療中での気分転換はどのようにされましたか?

   ・夫と共に旅行に出たり、残念会ということで食事に出掛けたりしました。
   ・治療が長かったので、夏休みやお正月などは、逆に休んで、
    気分を改めてまた治療に臨みました。

Q5:とくおかレディースクリニックを選んで良かったと思われる点は何でしょうか?

   ・先生をはじめスタッフの方すべての対応が素晴らしく、
    患者を不快にさせる事のない態度で仕事をされている所です。
   ・先生のスパッとした態度と説明が、とても私には合っており、
    自分の意見が言いやすくたすかりました。
   ・一度、移植しても無理かもしれないという卵を、私の願いで移植して頂いたことがあります。
    その時は、胚培養士さんが、よく話を聞いて下さり、先生に相談して願いを聞いて下さいました。
    ありがとうございます。  

Q6:不妊治療を頑張っておられる方々に向けて、励ましのメッセージをお願い致します。

    私はタイミングから人工授精を経て、体外受精を受けました。
    本当は「続ければきっと妊娠します」と言いたいのですが、
    妊娠した今でもはっきりと断言できないのです。
    先生やスタッフの方のおかげだと思っているのですが、
    「必ず妊娠できる」かどうかは、やはり誰にもわからない・・・。
    ただ、努力しなかったことを後悔して欲しくないし、
    チャンスを見逃すのはもったいないと思います。
    やってみたいこと、やれることは、全てやってみて、結果を待って頂きたいです。
         
Q7:お子様が授かった今現在のご様子をお知らせ頂けましたらお願い致します

    子供は天使だと思います。
    子育ては想像以上に大変ですが、
    想像以上に愛おしくかわいいという感情がわいてきます。   
    今でもなんだか涙が出てしまい、毎日抱きしめています。 


励ましメッセージ、まことに有難うございました

ーby事務長ー

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神は乗り越えられる試練しか与えない

2012年04月23日 | 不妊
「神は乗り越えられる試練しか与えない」という言葉があります。

本当にそう思います。

人間、生きていると、本当に様々な事を経験致します。
平凡なままいく人もいますが、
これでもか、これでもか、これでもか、
というように試練が降りかかる人もいます。

平凡なまま行く場合は、
不安になることもなく、
悲しい思いをすることもなく、
悔しい思いをすることもなく、
生きていける事をいうのだと思います。

そうありたい!と誰しも思うわけです。

ですが、
そうならない場合があるわけです。
様々な事が繰り広げられます。
どうして私ばかり・・・そう思いたくなる場合もあります。

そこでいえる事は、
「神は乗り越えられる試練しか与えない」なのです。

簡単に申し上げますと、
「神様は、乗り越えられない人には、敢えて試練を与えない」という事となります。

ですので、
ご自分に降りかかった事は、
偶然ではなく必然なのだと思って、
乗り越えて欲しいと願います。

「神は乗り越えられる試練しか与えない」という事であって、
神様から選ばれたのだ・・・、
だから、これがあるわけだ・・・、という事ですね。

皆様、
前向きに受け取って、
前向きに乗り切って参りしょう。

ーby事務長ー


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ハラハラ  (@_@;)

2012年04月20日 | よもやま話
本日、
目黒通りの交通の激しい交差点近くにて、
朝の出勤途中に、赤ちゃんを保育所に預けようと、
バギーをおしている爽やかな若いパパをお見かけしました。
「ママはもう出勤しているから、パパがバギーに赤ちゃんを?」と思いながら、
同じ交差点まで行きました。
そのパパ、何も考えずに、
大切な赤ちゃんを乗せたバギーを、
交差点の一番端っこに止めました。
左折する車と、赤ちゃんが乗ったバギーとの間がギリギリという恐ろしい場所です。
よく小学校低学年の怖さ知らずの男の子が、
「青信号になったらすぐに自転車をこぐぞっ!!」とばかり、
その危険な場所に自転車を止めてしまう・・・
4tの大型トラックが勢いよく左折してきたら、
絶対に後輪に巻き込まれてしまうであろう・・・危険な場所です。
そこがどんなところかご想像頂けますでしょうか?
左折自動車が、バギーの近くをまがる度に、
おばさんはハラハラし通しでした (@_@;) 。
自分が自分の子供を守るのだという危機管理を持って欲しいと願う思いです。

同じようなお話となりますが、
よく自由が丘界隈を車で移動するのですが、
細い道路が多いので、運転する側も神経を使います。
「この細さは、どうみても一方通行でしょ」と思うけれど、
しっかりと、その細さで両面通行(対面通行)にしておりますから、
右からくる対向車と共に左を歩く歩行者が気になります。
右からトラックやバスなどが来てしまったら、
当然、左に避けて走行する事になります。
避ける余裕のない細い車道、運転する側もハラハラし通しです (@_@;) 。

最近よく目にするのが、
ママが建物側を歩き、赤ちゃんを乗せたバギーを押すパパが車道側を歩いているご夫婦。
この光景、本当によくお見掛けします。
二人揃って、後ろから来る車に全く神経を注いでいない・・・、
車が勝手に避けてくれるよねという感覚です。
本当にギリギリを通り抜けるしかない場合には、冷や汗もので運転します。

こんなに細い両面通行の車道の場合、
何で一列になって歩かないのかな?
ママが先を歩き、赤ちゃんを乗せたバギーを押すパパがその後をついて、
一列になって歩けば、大切な自分の子供を守る歩き方になるはずなのに・・・、
または、赤ちゃんを乗せたバギーを押している方が建物側を歩き、
パッと身を避ける事が出来る身軽な方が車道側を歩けば良いのに・・・と思うわけです。

女性の地位が向上し、男性が隷属的になってしまったのか?
たまの休みくらい赤ちゃんの面倒をみなくてはと思われているのか?
何だかよく分かりませんが、、、
赤ちゃんもそうですが、小さな子供やお年寄りなどの、
か弱き者を守る、安全を確保する、保護する、そういう配慮って、
とても大切だと思った今日この頃です。


ーby事務長ー


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頑張り続ける人でありたい・・・

2012年04月17日 | よもやま話
本日のタイトル「頑張り続ける人でありたい・・・」は、
常々自分が自分自身に対して思っている言葉です。

「意気が上がらない」
「元気が出ない」
「やる気が出ない」
「スカッとしない」
「気力が出ない」
「力が出ない」
「萎える」
「気持ちが沈む」
「ガックリする」
etc...etc...

文字にするとよく解ります。
ただの言い訳ですね。

自分次第で何とでも変えられるものです。
自分がそう思うからそうなるという話だと思います。

それで、結果、
「頑張る気持ちがなくなった」
「頑張る事がばかばかしくなった」
となります。

じゃあ、いつ頑張るのでしょう?
上記のような言い訳が出てくる限り、
頑張り続ける人にはなれないのだと思います。

ですから、まず出来る事、
言い訳しない!
パワーを発するのは紛れもなく自分自身であるので、
自分が発しているものに自分が左右されているだけなのだと知る事!

自分が頑張り続ける事で、
ほんの少しでもまわりの役にたつ事が出来て、
ほんの少しでもまわりを楽にさせてあげられる人になりたいものです。

ーby事務長ー


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”どんと構えて強くなって欲しい”と・・・

2012年04月13日 | 不妊
当院は、不妊治療専門施設ですから、
子供が欲しいという方々がお通いになっておられます。

既に、お子様がおられて、
二人目不妊や三人目不妊というような方々もおられますが、
一人目不妊の方々のパーセンテージが一番高いです。

子供をつくりたいという事は、
親になりたいという事ですから、
どうか、
あまり神経質になりすぎたり、
オロオロしてしまったり、
クヨクヨしてしまったり、
ともすると、
思うように結果を手に出来ない現実に、
イライラしてしまったり、
自分の身体なのに他のせいにしてしまったり、
という事のないように、
”己を信じて”たんたんと取り組んでいかれて欲しいと思います。

人の親になるという事は、
終着地点や脱落地点というものがなくなるという事です。
一生、人の親として、責任と愛情を持って取り組んでいくわけですから、
本日のタイトル通り、
”どんと構えて強くなって欲しい”と思います。

不妊治療を一生懸命にやっていると、
無事に妊娠した事がゴールと思ってしまう方もおられますが、そうではありません。
妊娠をされたら、
さらに”どんと構えて強くなって欲しい”と思います。

妊娠鬱という言葉があります。

妊娠中から産後にかけて軽度の鬱状態になる事を「マタニティブルー」と呼びます。
「マタニティブルー」は、結構多くの方が経験するものであり、
ほんの1~2週間ほどで、何もなかったかのように元に戻ります。
ホルモンのバランスによって起きる時期的なものですので、
「マタニティブルー」で即、精神科や診療内科に行くという事はありません。

それとは別に、妊娠初期に起きる鬱もあります。
妊娠するとhCGという女性ホルモンが大量に増加します。
ホルモンバランスが崩れたりする時に起こるといわれています。
希望していた妊娠を手にしたはずなのに、
気分が沈む、不安で仕方ない、イライラしてしまう、寝つきが悪くなる、、、等。

まずご主人様が、しっかりとフォローしてあげて欲しいと思います。
不安を抱えてしまった奥様と同じ状態に陥り、
一緒にオロオロしてしまうようでは、奥様の不安は更に強まってしまいます。
夫婦で思いつめるのは逆効果となります。

妊娠は病気ではなく、
殆どの方が元気に気楽に妊娠して出産していきますので、
皆、そのようなものだと思い込んでしまいがちです。

ですが、
妊娠出来たと思ったら、子宮内ではなく、子宮外妊娠だったとか、
体外受精・顕微授精にトライしても、なかなか妊娠出来ないとか、
無事に妊娠出来ても、何回も流産を繰り返してしまうとか、、、
本当にお辛い思いをされつつ、それを乗り越えようと頑張っておられるのが、
不妊治療にお通いの方々です。

そのような辛い思いを乗り越えて妊娠出来た場合、
あれこれ悩んで不安になる事のないように、
不安にさいなまれて考えすぎてしまう事のないように、
しつこいようですが、
”どんと構えて強くなって欲しい”と願っております。

子供は親を選んで生まれてくるといいます。
選んで生まれてこようとしている子供の命を、
ご夫婦で、力強く受け入れて、育んでいかれて欲しいと願っております。


ーby事務長ー


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4月の受付便り

2012年04月09日 | 受付便り
4月の受付・医療事務便り


こんにちは。
新年度も始まり、桜が見頃の季節ですね。
満開の桜を見ていると、とても幸せな気持ちになれます。

今月の受付便りは、お会計に関してです。

日々の診察のお会計は、
当日中に、
会計窓口でお支払いいただきます。
お支払いは現金のみでございます。

採卵手術や胚移植、精子凍結、融解などの費用は金額も高額ですので、
安全にお支払い頂くために振込みでお支払いとなっております。

体外受精などの治療をされている方は、
日々の診察も高額になることがございますが、
その日の状態を見て注射の内容などが決まりますので、
窓口でお支払い頂くようになります。

お振込みは手間がかかりますし、大変かと思います。
最近はネットバンキングなど、24時間対応のものもございます。
ATMも口座があれば10万円以上の振込みも可能です。
(現金振込ですと限度額は10万円です)
手数料はどうしてもかかってしまうものですが、
その辺はご理解いただけますようお願い致します。

振込み方法により、手数料も安くなりますので、
お使いの銀行のホームページなどをご覧いただき、
参考にしていただけたらと思います。

お振込いただけましたら、
明細のコピーか原本を必ず受付にご提出ください。
インターネットでお振込をされる場合には、
[お名前、金額、振込先、日付]が書かれているページを印刷していただき、
そちらをお持ち頂ければ大丈夫です。

また、奥様のお名前でお振込をお願いいたします。

まだまだ気温の変化が激しいですので、
お風邪などをひかれないようお身体には十分お気を付けください。


とくおかLC受付・医療事務スタッフより


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改善・改革

2012年04月07日 | 社会人教育話
産婦人科はこうあるべき・・・という動かしようのない決まりはありません。
また、
産婦人科は恥ずかしいところだという意識も持って欲しくありません。
産婦人科は秘めた場所であるという先入観も必要ないと思います。

当院は、不妊治療専門クリニックですから、
お子様が欲しい方々=子宝を願っている方々が通院される場所です。

毎日毎日、同じ事の繰り返しをしていこうというつもりはさらさらなく、
日々改革、日々改善をしております。
ご意見ご感想などを元に、日々、より良い方向へと変えていっております。
ですので、私は、ご意見ご感想を頂ける事に、感謝の思いでおります。

クリニックにおける改善とは、
業務目的をより良く達成する手段を選択して実行すること、
患者さんとのより良い意思疎通をはかり、
「不妊治療という治療ってどういうもの?」という治療内容をよくご理解頂き、
子宝という結果を1周期でも早く手にして頂くことなどが重要だと考えます。

改善や改革をする場合、
何かのきっかけがあって動き出すわけです。

また、それを良いと受け取って下さる方が大多数ですが、
中にはそう思われない方もおられます。
その場合は、匿名ではなく、実名で仰って頂きたいと願っております。
特にデリケートな問題は、実名でご相談頂けると有難いです。
その方の意識にあった方法で、こちら側もきちんと対処する事が出来るからです。
全体の流れは変える事が出来なくても、
その方個人が望む方向で動きたいと思うからです。
匿名ですと、しっかりと対処する事が出来ないので、そこが何とも歯がゆい思いです。

追伸ー内診台での院長の話は、
検査に合わせて患者さんにお話ししているもの(超音波検査など)もあれば、
カルテに書きこんでいるスタッフに向けて話しているデータなどもあります。
内診台での検査中に、独り言をつぶやくドクターなどおりません・・・。
どうかその辺は、しっかりとご理解頂きたい思いでおります。


ーby事務長ー


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