私は、
フィギアスケートの浅田真央選手のくったくのない笑顔が好きです。
その浅田真央選手が、秘めていた思いは、全く存じておりませんでした。
本当に申し訳ない思いです。
浅田姉妹~その子供達の幼い頃から最大限の協力を惜しまず、
その子供達を心から愛してやまず・心から応援してやまなかった最愛の母の告別式を終え、
12日夜、コメントを発表し、来週の全日本選手権に出場する意向を示されました。
浅田真央選手は、
「私たち姉妹に、たくさんの愛を注いでくれたお母さんに、何度ありがとうと言っても足りません」
というコメントを発表されました。
若干、21歳です。
21歳にしては、何とも辛すぎて悲しすぎる現実だと存じます。
暫く、立ち上がれない位の、大きな辛さ・大きな悲しさである衝撃です。
私が、
家族思いで誠実で優しい実父を亡くしたのは、33歳の時でした。
それでも、史上最悪の悲しい事態だと思いましたし、
その当時は、
若くして親や子を亡くした事のある人以外には解らない気持ちなのだと思うほどの、
自己本位である、とても大きな悲しみでした。
それが、若干21歳で、最愛の母親を亡くしたのですから、
私の思いなど、比べるべきでない話になってしまうと感じます。
母と娘の二人三脚で歩んできた長い道のりを超えて、
2010年にバンクーバーオリンピックで、銀メダルを獲得されました。
メダルを一番に見せたい相手を聞かれて、
「お母さんです」と涙ながらに語った浅田真央選手のインタビューが、今も頭の中に残っています。
世界を舞台にして活躍してきた方々というのは、
本当に強いのだと思い知らされました。
浅田真央ちゃん、本当にすごいです!!
今年は、大震災をはじめ、本当にいろいろな辛い事が続いた一年でしたので、
若干21歳であっても、
ここまで強く前向きな生き方をしている浅田真央選手の生き方に、
大きな励ましを受け、背中を押されたた方々も多かったのではないかと存じます。
”私”を中心として生きてしまう人と、
”公”というものを把握して生きいていかれる人との違いを感じました。
実年齢ではないのですね、、、
魂年齢というのでしょうか、、、
でしたら、
魂年齢を日々しっかりと磨いていき、
しなやかに強く、前向きに、真っ正直に、”公”にのっとって生きていきたいものです。
浅田真央選手には、最愛のお母様の分まで頑張って欲しいと、心から願っております。
まだまだ辛い思いでおられるでしょうし、まだまだ悲しい思いでおられると思います。
それを糧として、
これからも世界を舞台にして、強く頑張って、ご活躍して頂きたい思いでおります。
応援していきたいと存じます。
それに重ねて思います。
夫や私が死んだ時、
自分の仕事や家族を犠牲にしてまでも喪に服す事無く、
”私”としてウロウロする事のないよう、
”公”の人としての活躍を持続するようにと、
自分の子供達には、そのように伝えたいと思っております。
社会で生きていく人達である為に・・・です・・・。
ーby事務長ー
とくおかレディースクリニック