昨日のノーベル賞受賞のお話は、
”世界初の試験管ベビー”=”世界初の体外受精児”のお話でした。
今でこそ、
”体外受精児”は、
56人に1人の割合となっております。
ですので、
1クラス25~30人の場合は、
2クラスに1人は”体外受精児”となります。
だから何っ??
それが何っ??
という話が、今の時代な訳であります。
反対にいえば、
その分、
誰でも、望めば、”体外受精”を受けられるという事になりますが、
”体外受精”というものはそうそう簡単なものではありません。
とことん時間をかければ出来るでしょ?
とことんお金をかければ出来るでしょ?
計算方式が成り立つものではありません。
今現在においても”体外受精”というものが保険適用されていない・・・、
それなりの理由があると思って頂きたいと存じます。
どの施設でもどのドクターでも簡単に出来るものではありません。
昨日の「胚培養室スタッフブロク」にもありますように、
能力の高い・技術の高い胚培養士がいないと成り立ちません。
いかに能力の高い・技術の高い胚培養士が、
真剣に、
自分の(=患者さんの卵の)生き死にをかけてでも、
その位のエネルギーを持ってして、患者さんの大切な卵を取り扱うか・・・が大切になります。
まさに、自分の子供のように扱うエネルギーがあるか・・・となります。
能力・技術のある生殖医療専門ドクターと、能力・技術のある胚培養士との連携プレイです。
あとは、患者さんの方向性というものが大きく、
(注:統計により相当大きな要素になると)加味されます。
ですので、
患者さんの精神面=方向性も結構な重要性を占めております。
依存心の強すぎる方(体外受精さえすればいつでも妊娠出来ると思い込んでおられる方)の
場合は、結構厳しいものがあると感じます。
最大のキーポイントは”卵巣年齢”です。
その上、
妊娠というものは結果ではなく、そこから果てしなく続く忍耐力の世界に突入して参ります。
依存心もなく、覚悟も決めているのに、
なかなか妊娠出来ないじゃないの・・・、
その場合も、
答えは”卵巣因子”になる場合があります。
昨日のブログの「注:」にもありますが、
卵管因子は何とかなりますが、
卵巣因子(卵子の質)は、なかなか何とかなるものではありません。
ホルモンやストレスによっても差が出て参りますから・・・。
卵巣状態の良い時にうまく採卵をしていき、
残すは”受精卵”の染色体異常にかける他ありません。
ですので、
医療というものをうまく利用して、
何とかしていきましょう!!
ーby事務長ー
”世界初の試験管ベビー”=”世界初の体外受精児”のお話でした。
今でこそ、
”体外受精児”は、
56人に1人の割合となっております。
ですので、
1クラス25~30人の場合は、
2クラスに1人は”体外受精児”となります。
だから何っ??
それが何っ??
という話が、今の時代な訳であります。
反対にいえば、
その分、
誰でも、望めば、”体外受精”を受けられるという事になりますが、
”体外受精”というものはそうそう簡単なものではありません。
とことん時間をかければ出来るでしょ?
とことんお金をかければ出来るでしょ?
計算方式が成り立つものではありません。
今現在においても”体外受精”というものが保険適用されていない・・・、
それなりの理由があると思って頂きたいと存じます。
どの施設でもどのドクターでも簡単に出来るものではありません。
昨日の「胚培養室スタッフブロク」にもありますように、
能力の高い・技術の高い胚培養士がいないと成り立ちません。
いかに能力の高い・技術の高い胚培養士が、
真剣に、
自分の(=患者さんの卵の)生き死にをかけてでも、
その位のエネルギーを持ってして、患者さんの大切な卵を取り扱うか・・・が大切になります。
まさに、自分の子供のように扱うエネルギーがあるか・・・となります。
能力・技術のある生殖医療専門ドクターと、能力・技術のある胚培養士との連携プレイです。
あとは、患者さんの方向性というものが大きく、
(注:統計により相当大きな要素になると)加味されます。
ですので、
患者さんの精神面=方向性も結構な重要性を占めております。
依存心の強すぎる方(体外受精さえすればいつでも妊娠出来ると思い込んでおられる方)の
場合は、結構厳しいものがあると感じます。
最大のキーポイントは”卵巣年齢”です。
その上、
妊娠というものは結果ではなく、そこから果てしなく続く忍耐力の世界に突入して参ります。
依存心もなく、覚悟も決めているのに、
なかなか妊娠出来ないじゃないの・・・、
その場合も、
答えは”卵巣因子”になる場合があります。
昨日のブログの「注:」にもありますが、
卵管因子は何とかなりますが、
卵巣因子(卵子の質)は、なかなか何とかなるものではありません。
ホルモンやストレスによっても差が出て参りますから・・・。
卵巣状態の良い時にうまく採卵をしていき、
残すは”受精卵”の染色体異常にかける他ありません。
ですので、
医療というものをうまく利用して、
何とかしていきましょう!!
ーby事務長ー
