映画「コーヒーが冷めないうちに」を観てきました。
この「コーヒーが冷めないうちに」は”4回泣ける”と話題の映画です。
本屋大賞2017にノミネートされた川口俊和さんの小説家デビュー作でもあります。
監督は塚原あゆ子さんで、
「アンナチュラル」「夜行観覧車」「リバース」「重版出来!」等々、、、
数多くのドラマを演出されてこられました。
有村架純ちゃん、石田ゆり子さん、吉田羊さん、松重豊さん、薬師丸ひろ子さん、
深水元基さん、伊藤健太郎さん、波瑠さん、林遣都さんをはじめ何とも豪華俳優陣のご出演です。
有村架純ちゃんは、可愛いだけの女優さんではなく演技力豊かで素晴らしかったです。
”コーヒーが冷めない時間”という時間設定が良いのですね。
会いたい人にタイムスリップして会いに行くわけですから、
1日は欲しい!いや半日!いやいやせめて2~3時間は欲しい!という思いになりますが、
伝えたかった事を伝えたい、、、
その思いを繋ぐ時間として切ない限りの時間設定なのだと思いました。
切ない時間設定と書きました。
しつこいようですが、本当に切ない!!映画です。
この映画の中には4つのエピソードが描かれています。
おそらく、
観る方の年代などによって、何に一番感動するか?何に一番泣けるか?が変わってくると思います。
因みに、私は、最初のエピソードには全く泣けませんでした。
年齢的に該当しない枠に入ってしまったからだと思います。
ですが、2つ目のエピソードからは泣けて仕方ありませんでした。
4つ目に至っては、
この映画を見始めて泣き癖がついてしまったに違いないと思ってしまうくらい、
泣けて泣けて泣けて、、、仕方ありませんでした。
コーヒーが冷める時間はだいたい15分くらいだそうです。
コーヒーをいれる時の温度によっても量によっても、いれる器によっても時間は前後すると思いますが、、、。
その15分あるかないか、、、が切なさをより深めるのです(しつこいですね
)。
この映画もそうですが、過去に戻れたとしても、過去を変える事は出来ません。
過去を変えるのではなく、過去に戻った自分が自分自身を変える事をテーマにしていると感じます。
今の自分が変わる事によって、自分の未来を更に明るく前向きに変えていける事が出来るのだ!
そう思わされました。
人は皆、何かしら過去に対しての後悔があると思います。
あの時あーしていれば良かった、
この時こーしていれば良かった、、、
そう思える自分の過去にどのように決着をつけてどのように見切りをつけるのか、、、
それは、自分次第なのだ!という事を再認識しました。
あなたには戻りたい過去はありますか???
おススメでございます