本日は、「不妊治療の検査方法について」の第5弾としまして、「フーナーテスト」について書かせて頂きます。
「フーナーテスト」とは?
精子が子宮頸管を通って子宮腔に入れるかどうかを調べる大切な検査で、妻の子宮頸管粘液と夫の精子の相性を調べるために行う検査です。
注射筒で子宮頸管粘液を採取して、子宮頸管粘液中の精子数とその運動性をスライド上にて顕微鏡で観察しますが、子宮頸管粘液中に運動精子が見つかれば何ら問題はありません。
前回に書かせて頂いた「子宮頸管粘液検査」をする時期に、この検査も行います。
この検査で、もしも子宮頸管粘液における精子の通過に障害があれば、人工授精(AIH)の適応ということになります。
追伸 ・・・ 当院の院長が医事監修を担当させて頂きましたTBSドラマ「夜王」の第7話が放映されました。
この回で、かたせ梨乃さん演じる加納麗美が天国に召されました。大変寂しい思いです。
この「夜王」というドラマは、女性に幸せな時間を与えるホスト話だとかホストの派閥争い話だとかという単純なドラマではないのですね。
ホストという世界を通しながら、人情的な松岡昌宏さん演じる的場遼介の人生観を考えるという話ですね。
そして、今回第7話では、人生最後を迎えようとしている人間の生き様の見本というものと、残された人間の生き様の見本というものを教えられたように感じます。
加納麗美さんとジュリアンの社長・岡崎さんとの関係は何だかよく理解出来ませんでしたけど(加納麗美さんの立場に納得はしても、岡崎社長の立場には納得出来ませんでした。異性に二股掛けるような恋愛をしてしまうような人間は大嫌いなもので、私が納得出来ないというだけなのでしょう)、恩人である加納麗美さんを心から思う的場遼介の思いやロミオ経営者・矢島輝彦の思いはとてもよく伝わりました。
人間は生き物ですので、いつかは亡くなります。悲しい話ですが、誰しもいつかは亡くなります。人間は一人で生まれてきて一人で亡くなっていくのです。そして、先に亡くなる方よりも残された方がとても辛く悲しい思いをするのです。
当たり前のように存在している最愛の人間も必ずどちらかが先に亡くなります。それは配偶者であったり、親であったり、子供であったり、恋人であったり、恩人であったり、友人であったり、、、です。
ものすごく辛い事で、心が引き裂かれ身体が引き裂かれるような思いになります。でも、残された人間は、その辛く悲しい思いを乗り越えて、自分の残された人生を生き抜いていかないといけません。いつまでも放心状態や鬱状態で寝込んでいてはいけないのです。
故人の意思を受け継いで、その故人を思い偲びながら、その故人の分まで強く生き抜いていかなくてはいけません。そして、そのような生き方が、故人を供養し成仏させるのだと思います。また、残された人間は、故人をガッカリさせるような生き方をしてはいけません。故人はこの世にはもう存在しなくても、必ずあなたの近くに存在してくれているはずですから。
私は、そのような生き方を、母の後ろ姿から学びました。そして、今回のドラマでも考えさせられました。
本日の「夜王」の感想から、このような重い話になってしまいましたが、とても考えさせられました。
かたせ梨乃さん・内藤剛志さん・松岡昌宏さんをはじめ役者さんの演技の賜物でもありますね!!
最近では、「夜王」のエンディングテーマから勇気を頂いております。今では携帯着メロです。
スタッフの皆様・役者さんの皆様、ラストまで頑張って下さいませ!!
追伸の方が長くなって、すみません。
ーby事務長ー