当院の体外受精・顕微授精を乗り越えられた方々からの『子宝アンケート』を着順に掲載させて頂きます。
今現在、子宝ご希望で頑張っておられる皆様の励ましになれば幸いです。
Q1:不妊治療を続けていて辛かった事は何でしたか?
精神的、体力的、経済的、どれも辛かったですが、
「先の見えない不安」や「授かれない自分に対する自己嫌悪」といった精神的苦痛が一番辛かったです。
友人の妊娠報告や、街で見かける子連れ夫婦を素直に受け入れられなくなり、
流産経験を思い出しては路上や電車内で涙を流していました。
Q2:辛さを乗り越える為に、どのように対処されましたか?
パートナーの理解、支えは不可欠だと思います。
でも初めは女性側ばかりが真剣で、温度差があるのも現状。
我が家では、
・不妊治療の話題は常にオープンに話し合う(互いの考えをその都度理解)
・クリニックに一緒に来てもらってみてもらう(現実味をわかせる)
・主人から直接看護師さんに質問してもらう
・自己注射を手伝ってもらう&薬は主人の前で飲む etc・・・
などして、主人を巻き込み、治療への理解を共有していました。
Q3:子宝という結果を手にする為に、努力された事・工夫された事はありますか?
体を冷やさない。
処方された薬や漢方は着実に飲む。
栄養バランスに気を付ける。
Q2の答えは実行しつつも、主人の考え方を尊重し追い込ませない事は大事。
Q4:不妊治療中での気分転換はどのようにされましたか?
妊娠していないから出来ること(旅行、お酒、スポーツなど)をとことん楽しみました。
子は授かりものだから!と、人と比較しないようにも気を付けました。
Q5:とくおかレディースクリニックを選んで良かったと思われる点は何でしょうか?
徳岡先生の「結果を重視した治療のすすめ方」に共感していました。
症状、検査結果、年齢などを考慮して、最短で妊娠が叶うようにステップアップを勧めてくれたお陰で、
約1年で結果を得る事が出来ました。
治療は長引けば長引くほど、精神的にも金銭的にも辛いので、
親身になって色々ご提案頂けたのが良かったと思っています。
Q6:不妊治療を頑張っておられる方々に向けて、励ましのメッセージをお願い致します。
私は一度の稽留流産の後、タイミング法、人工授精3回、顕微授精初回で授かることができました。
辛かった不妊治療の頃を思い出して言える事は、流産の悲しみも精神的不安も、
結局は、授かってやっと乗り越えられたと思えるという事。
気分転換や努力・工夫をしている間は、それでもやっぱり”辛い・悲しい・不安”が伴って、
だからこそ「乗り越えられるためには今時分にできる最大限の治療を頑張ろう!」という気持を原動力に、
自分を奮い立たせていました。
あきらめて将来に悔いが残るのが一番悲しいと思ったからです。
ステップアップの時期を迷ったり、それが原因で主人と少しギクシャクしたり、
顕微授精ではお金の事や採卵の痛みの事が気になったり、、、私も何度もくじけそうでした。
(きっとこれを読んでくれてる方と同じ)
でも最後はもう根気、これに尽きます。
絶対に子供を産みたい!母親になりたい!パートナーを父親にしてあげたい!、、、
その強い気持ちがあると不思議と頑張れるものです。
よく、年齢的にまだステップアップしないとか、人工授精を何十回も繰り返す方もいらっしゃると聞きますが、
不妊治療を悲観視せず、不妊原因があれば受け入れ、自分の年齢も、あらゆる検査結果も受け入れて、
先生や不妊カウンセラーや体外受精コーディネーターの資格をもった看護師さんというその道プロの意見は前向きに捉えて、
過程よりも結果に拘る事が妊娠への近道になると思います。
Q7:お子様が授かった今現在のご様子をお知らせ頂けましたらお願い致します。
もうすでにお腹に宿って7か月を迎えます。
よく動き、しゃっくりをし、胎動を感じる度、毎日幸せです。
「辛いのは幸せになる一歩手前」という言葉を信じ、辛い治療を頑張って本当に良かったと思います。
どんな子が生まれるか楽しみです。
初の出産も頑張ります。
- 追伸 - その後無事に38週3日にて、2880gの元気な男の子をご出産されました。
まことにおめでとうございます。
(いただいた原文、そのまま掲載しております)
励ましメッセージ、まことに有難うございました