年末に大掃除をした際に、
捨てるべきか残しておくべきか・・・という品々が沢山出て参りました。
その中に、文部科学省の『心のノート』という教科書がありました。
子供が中学生時代に、学校から配布された教科書です。
その『心のノート』を開いてみましたところ、
とても良いお話が沢山書かれておりました。
学校の道徳の時間などに使用する教科書なのでしょうかね。
当院は、スタッフ教育に力を注いでおります。
良識を持ち、やる気に満ち溢れたスタッフ達が組織の力となるからです。
開業当初、
「なぜ、まともな挨拶さえもまともな返事さえも出来ないの?」
と愕然とした覚えがあります。
そこで出来た当院のモットーのひとつが、
「挨拶・返事・掃除」です。
さて、『心のノート』に戻ります。
その中に、
「形に表さなければ心は伝わらない」というページがありました。
「心」「礼儀」「形」というタイトルの下には、
「虚礼を考える」とあり、
形だけの礼儀や作法を「虚礼」という。
相手を敬う心もなく、挨拶を連発する後輩たち。
心があっても形にしなければ伝わらないし、
形があっても心が伴っていないから伝わらない、、、とありました。
「礼儀知らずは恥知らず?」のタイトルの下には、
礼儀には脈々と受け継がれている伝統的な意味があり価値がある。
礼儀とはそもそも、相手を人間として尊敬する気持ちの表れ。
相手を敬う気持ちがなければ、
社会生活を気持ちよく過ごしていくことなどできない。
あたりまえの毎日のあいさつ。
私たちはしっかりできているだろうか?
そして、私たちの日常の言葉遣いや態度。
そこに、相手を敬う気持ちがあるだろうか?
社会人なのに、気持ちの良い挨拶が出来ない人達が多いのはなぜでしょうか?
反抗期でもある中学時代に、
このように大切な事が書かれている『心のノート』を渡されても、
無駄だという事なのでしょうか?
社会の礼儀は、
社会に出てから覚えていくのでは遅いと思うのです・・・。
昨日も、
新人さん達に、”人の話を聞く時の表情”について話をしましたが、
顔の表情は、とても大切です。
それで、やる気があるのかないのか評価されてしまってもおかしくないですから、
自分がどんな顔つきでいるのか?を、もっともっと意識して欲しいと思っております。
私は、めげずに、明日も職員教育に励みたいと思う今日この頃です。
その子達が、素敵な30代・40代になれるように願って・・・です。
ーby事務長ー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/pen.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0041.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0041.gif)