KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★チップモンクの救出劇

2020年06月05日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
Two chipmunks were rescued from the giant blue pot in the backyard garden.

チップモンク(シマリス)の救出劇!!!

助けたあとに、そのまま逃げると思いきや
しばらくしげみに隠れた後に

足元に急に駆け寄ってきて
私の目ジッと見つめてきた、

その瞳が「助けてくれてありがとう」って
言ったみたいで忘れられない。

今思い返しても、
ウルっときてしまう瞬間だった。

夕方、ガーデンの水やりの途中で
青くて大きな壺の近くを通りかかったら、
なにやら声がする。

壺の中に鳥の巣でもあって
ヒナが鳴いているのかな?
でものぞき込む勇気がない。

リオがそっとのぞくと、

チップモンク(チップとデールのモデル)
がいるよ!しかも2匹!とさけんだ。






どうしようか…?

とにかく大きな枝を入れたら
よじ登るだろうから拾ってこよう!と
2本の長い枝を差し込んで
様子を見ることにした。

その前に壺にナッツを入れてみようよ、と
いうのでアーモンドを少しパラパラとしてみた。

1匹はすぐに出てきた。
でも仲間が心配らしく壺を振り返っている。

けれど、もう1匹がなかなか出てこない。弱っているのだろうか?

上からのぞくと、アーモンドを
両ほほいっぱいにため込んでいる。

なかなか動こうとしないので少し横に倒すことに。

すると程なくして無事に出てくる
その瞬間をビデオに収めた。

(Facebookには一連の動画をアップしています)

そのまま1匹目の経路と同じで
ガレージ側の壁の方に一旦動いた後
もう1匹を探しているのか、
チー、チーと鳴いている。

そして草の茂みから姿を現したその瞬間

私の足元20㎝くらいのところまで
駆け寄ってきて立ち止まり、

しばらく私の顔を見上げて、そしてまた
反対側の草むらに走って消えていった。

リオもその一部始終をガレージの前から
見ていて、Wow!と驚いていた。

共にその光景が衝撃的で、しばらくしても、

いや〜。あのチップモンクはすごかったね!と言う。
私も料理作りながら思い出してたところ。

以前何回か見たことがある。
助けた鹿とかナマケモノとか、
動物たちが明らかにお礼を言って
去っていくビデオを。

これ、まちがいなくそうだったと思う。

動物たちだって、命を救ってもらったら
感謝を伝えようとするんだね。

なんか感動しちゃった( ; v; )ノ

このところ、ずっと考えている。

私はこの国にいて、今何ができるのだろう。

抗議の声をあげていくことだろうか?
あの場にかけつけて参加することだろうか?

今、まだ具体的な答えが見つからない。

魂は何度も輪廻転生を繰り返し、
私たちはいろんな国で何度も人生を過ごしている。

今の肉体は単なる今回選んだ
着ぐるみのようなもので、またいつか
その着ぐるみを脱いで、
別の人種に生まれ変わるのに。

ただそれだけのことで、
魂にはなんら影響がなく
優劣なんてないんだ。

だから差別なんて必要がない。ということを

私は確信しているけれど
証明なんかできないし。

それをどう伝えていけば良いのだろう?

まだ今はそんなタイミングでもないのかもしれないし、

そんなことは
そもそも必要もないのかもしれないし。

歴史が深すぎて複雑に絡まった糸は
すぐにはほどけないだろう。

けれど、大きくうねりをあげて
動き出したこの流れはこれまでの
それとは違う、とここの人たちが言っている。

根底から地響きを立てて噴き上がる
エナジーをただ今は
見守っていくしかない時間を過ごす中で

チップモンクのかわいい
「ありがとう」がジーンと心にしみる。

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