家族をはじめ、いろんな方々から
ご心配のご連絡を頂いています
ここ最近のNYの状況。
領事館からは、なるべく帽子やマスクで
顔を隠すように。1人で出歩かず
複数で行動するようにというお達し。
私はぜんぜん大丈夫!なんて余裕で
言いきることはできないけれど、
ビクビク怖がってばかりもいられない。
帽子とマスクをして、これで大丈夫かな?って鏡を見ながらそういうと
うーん、目でアジアンって
わかっちゃうな…という。
そっか。目は圧倒的にわかりやすいのか。たしかにもろアジア人😅(笑)
それで反射する透けないグラスをかけて、どう?と聞いたら
あ、プエルトリカンみたいだ!と
OKが出た。
鏡に映るワタシをもう一度見ると、
いるいる!
こういうプエルトリコの女性たち♪
お向かいのプエルトリコ人のジャッキーも
サングラスするとこんな感じ。
背格好も髪の毛の色も髪型も良く似てる。
顔のほぼ全部を隠すと日本だと
怪しい人になりそうだけど、
こちらの人たちは特にサングラスは
まぶしい日差しを避けるために
これは普通だし、外だけでなく店内も
そのままなことも多いので
このまま買い物したり。
しばらくの間、
プエルトリコの人たちにお世話になって、
1人の時は“なりきりプエルトリカン”な
感じで擬似化しつつ
街を歩くことにしている。
こういう変装っぽいのも
けっこう楽しかったりする。
昨日も、ボタニカルガーデンまで
送って行こうか?
今ならレッスンスタートまで少し時間あるから!と
言ってくれたけれど、忙しいのに
毎回頼ってばかりもいられない。
身支度を整えて、サングラスをかけると
うん、大丈夫!プエルトリカン!と
言って送り出してくれた。
職場から催涙スプレーを
支給された人もいるらしい。
ファミリーが心配してスタンガンを
持たせてくれたという話も聞く。
通っていた学校のあたりは
観光客もいなくなり治安が良くないのか、
あの辺りがたびたびニュースに上がってくる。
でも意外と街を歩くと、
アジア系の人たちは顔も隠さず
これまでと変わりなく歩いている姿を見かける。
そう、自分のルーツを
何も恥じることなんてないのだ。
ガーデン仲間のチャイニーズのお母さんたちも
背筋をシャンと伸ばして、自然体で
堂々としていて逃げも隠れもせずに
カッコいい。
とはいえ、
嵐の日に傘もレインコートも着ないで
表に出ることは危険なように、
私には今しばしこれがお守りがわり。
ドアを出る前にはバリアを張り、
歩き方も少しかえてみたりして。
桜の花を見上げながらひとまずは
嵐が収まるのを待つしかないけれど
いつか皆気づくはず。
私たちは魂の存在であり、
この地球でさまざまな体験を通して
愛を学び、経験の中で時に新しいことを
知り、または思い出す作業の中で
魂を磨いていく。
そして時が来て、また空へと帰り
再び地球に舞い戻る。
その繰り返しの中でさまざまな人種や
性別を経験しながらさらにピカピカに
磨き上げていく。だから今のこの体は
単なる着ぐるみにしか過ぎず、
やがてその着ぐるみも
使えなくなってくる時がやってくる。
ただそれだけのことで、
人の着ている着ぐるみを
あれこれ言うことも、
自分の選んだものを
恥じたりする必要もない。
そこに優も劣も存在なんかしない。
そのカラクリがわかれば、
差別なんてまったくと言っていいほど
必要がないことを思い出すだろう。
一人一人が地球という星に生きる
メンバーであり、誰もが
宇宙と繋がっているかけがえのない存在。
それをどうやって伝えたらいいのか、
まだわからない。
でもこうして私なりに想いを
言葉にするだけでもいいのかな、と思いながら。
ここにいて、自分が
ターゲットの1人になってみて初めて
“頭でわかっていたこと”が現実味を増していく。
それでも強くありたい。
それでも優しくありたい。
それでも一度しかない今回の人生を
精一杯楽しんでいこう。
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