KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★ニューヨーク 的スローライフ2023

2023年06月15日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
今年も始まりました

“NY的スローライフ2023”

ウチの前のコミュニティガーデンで
借りている小さな畑。

帰国中、お向かいの、そして畑は
お隣り同士のカルロスが、

ボクからのプレゼントだよ、と
今年の年会費を払ってくれただけでなく、

トマト2株とバラも隅に植えといたよ、と
言ってたけれど
実際にはバジルやらローズマリー、
そしてカランコエやゼラニウムなども
植えてくれていたヽ(;▽;)✨








トマトにはちゃんと支柱が。



水やりもしといたよ、って
どこまでも良い人のカルロス。

久々に畑名人のインさんにも会えた。
ソウルから家族でボリビアに渡り、
ニューヨーク に来た。英語よりも
スペイン語の方が得意なの、という
インさんに

お久しぶりです!How are you?と
声をかけると

レタス食べる?少し持っていく?と
綺麗に畑に並んだレタスの外側を
1枚ずつちぎって、
手の中でブーケのように美しく束ねて
はい!と渡してくれる。

今年は私、87歳になるのよ、と
いいながら。








頂いたレタスで作ったサラダが
水々しくておいしいこと。
細胞が喜んでいる気がするのは大げさだろうか。

そして、今日はニューヨークボタニカルガーデンで買ったオーガニックの
「タイバジル」の苗を畑に植えに行くと、
ちょうど帰ってきたLeo もガーデンに来て
一緒にたわわに実る
「Serviceberry (サービスベリー)」
別名ジューンベリーを摘む。






ガーデンのメンバーで少しずつ
実りを分け合えるのもまた嬉しい。








さっそく大さじ1杯ほどのアガベシロップを
まわし入れて火にかけると
水分がジュワっと出てきて
美しいマゼンタ色のソースが出来上がる。








メンバーの1人、エリザベスに
ジャムやコンポートにするの?と聞いたら
美味しいからそのままで食べちゃうわ、と
言っていたけれど、少し火を入れると
酸味と香りが増していく気がして
私はこちらの方が好き♪

スペアミントと、小指の爪ほどの
小さなストロベリーも添えて






ガーデンの恵みのフローズンヨーグルトをいただくと

口の中いっぱいにほんのり
甘い香り味が広がり、それから
豊かな気持ちがじんわり、じんわり、と
全身にしみ渡る。

6月のニューヨーク は爽やかで
一年の中でも好きな季節。

昨日は夕立の後に小さな虹。






今年はトマトが赤くなるのを見る前に
日本に帰らなきゃいけないかな。


タイバジルは大きくなったら
オイスターソースとナンプラーで味つけした
タイ風フライドライス(炒飯)を作る予定。










********************

キミの名前はなんだっけ?
もう一回教えてくれる?
ボクはマーティン。と

シャバーンの畑のラズベリーをつまみながら言う。

Kaoru よ。

ん?もう一回言って?カオラ?カオ…?何て言った?

んー、むずかしいから「カ」でイイかな?

いいよ、いいよ。

じゃあね、カ!と鉄製の大きな扉を閉める
マーティン。






なんでこんなにココにいると
癒されるんだろう、と思うほど
大好きな場所、コミュニティガーデン。

メンバーのみなさんとのおしゃべりも
いつも楽しくて。

刺激あふれるマンハッタンとはまた違う
ゆるやかな時間が流れるブロンクスでの暮らし。
日本ともまたぜんぜん違う。

どれがイイ、とひとつになんて
絞り込めないから、こうして
行ったり来たり。

それがきっと今の私にちょうどいい。

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