須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

2011-04-11 09:31:46 | 自然風景
2011年4月11日 <母>

東日本大震災からひと月がたちました。
あの日、体験したことのない大きな揺れに、収まってからも
足がガクガク震えましたが、まさかこんなに大変な事に
なるとは想像も出来ませんでした。

その後のニュース、映像はどれも想像を絶するものばかり。
日本の一地区だけでなく、日本全体、世界全体の出来事に
なりました。

あれからまだひと月、なのにこれも想像を超えた早さで、
人々は立ち上がろうとしているのです。
早く住んでた場所に帰りたい、そこで再出発したいと言う。
あんなに、あんなに痛み付けられた場所に帰りたいという言葉、
それは驚きでした。

もちろん、人とのつながりが大きいのでしょうが、
そこの風土への強い愛着が感じられました。
海と共に暮らしたい、海でしか暮らせない、と。

被災された方々のがまん強さ、悲しいのに明るい笑顔
そして立ち上がる力に私たちは反対に勇気づけられていました。

3月11日、私は海の写真をアップしていました。
まだ写真はあるので続く筈でしたが、海=津波 と思えて
私は海の写真を封印しました。

でも今又海に戻ることが出来る気持ちになりました。


片瀬海岸でのボードセイリング
帆の透け感が蝉の羽根みたいです。






これが二つ近づくと蝶の羽根の形。






もっと蝶らしくなるのを狙って。





コメント (4)
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