須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

道端のナガエコミカンソウ

2020-12-15 10:15:00 | 花・植物
2020年12月15日 <父>

9月30日に東京都調布市の道端で見つけた謎の植物。10月7日、10月21日も
観察したのですが、謎のまま刈り取られてしまいました。
図鑑やネットで調べても見つかりません。
先日、購入した「散歩しながら子どもに教えてあげられる草花図鑑」(亀田良吉著、主婦の生活社)で、
やっと、ナガエコミカンソウ(長柄小蜜柑草)とわかりましたので紹介します。

9月30日。農家のフェンス沿いに50cm程の高さで生えていました。
茎はほぼ直立し、枝分かれした葉を横に伸ばし、果実がたくさん垂れ下がています。





交差点の信号をバックに入れて近づきます。





10月7日。花を見つけて接写。果実の裏側の模様が可愛らしい。





正面から撮影。雌雄異花で下に写っているのは雄花の様です。
ピントが甘いですが、この写真しかありませんでした(*_*;





2週間後、まだ頑張って果実をつけています。


2020年10月21日 東京都調布市にて オリンパスTG-5

果実がミカンに似ているのがコミカンソウで、実をつける柄が長いのでナガエコミカンソウと
名前が付けられました。
最初にご紹介した図鑑のコミカンソウのページに載っていた、よく似た仲間の写真を見て
ハッとしました。ナガエコミカンソウとわかって気分が良いです。
アフリカ東部原産の帰化植物で、1987年に神奈川県で発見され、関東以西の都市部の
道端や空き地で見られるとのこと。霜にあたると枯れてしまうようですが、温暖化が進んでいるため、
繁殖範囲が広がることでしょう。
コメント (6)
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