2023年1月15日 <父>
りゅうこつ座の一等星カノープスは、須玉では山の合間から
ギリギリで見ることができます。
今年の正月は快晴で、連日午前0時前後に見ることができました。
この写真は、月明かり(月齢11.2)に照らされた1月3日深夜のカノープスです。
もう沈みかけています。もう少し前から観察すると良かったです。
2023年1月3日23時58分 山梨県北杜市にて オリンパスE-M1Ⅲ 12-100mm
広角にして撮影。おおいぬ座のシリウス、オリオン座のリゲルも写っています。
この後すぐに、カノープスは沈んでしまいました。
2023年1月4日00時08分 山梨県北杜市にて オリンパスE-M1Ⅲ 12-100mm
星の名前を入れました。これならわかりますか。
昔々、1976年オーストラリア日食の際、カノープスと大マゼラン雲を
標準レンズで撮影したのを思い出しました。
古いアルバムからモノクロプリントを見つけ出しました!
懐かしいです。天文ガイド1977年2月号にも掲載されました。
1976年10月26日03時01分から6分間ガイド撮影
ミノルタSR-1s 50mmF1.4絞りF2.8 トライX
パンドール20℃14分 月光V-4
山梨県北杜市周辺で、昔から星の写真を撮ていて、カノープスが見えることを知っていました。
里山の我が家から見えるのは、確かに奇跡的ですね。
次の写真まで10分もかかったのは、ピント合わせなどの設定に手間取ったためです。
古い写真が見つかったのは、断捨舎利で写真アルバムを整理していたからです。
46年前にオーストラリアまで重い観測機材を持って行った苦労を思い出しました。
最初と2枚目は10分間の違いですが、星(カノープス)の動きは大きいのですね。
46年程前の星の写真が残っているのがスゴイです。
当時、南半球で星の写真を撮るのは大変だったと思います。