2013年9月7日 <父>
前々から、コナラの木から樹液がでる原因が気になっていました。
カミキリムシの幼虫が樹木を傷つけるのがきっかけになることは、
知っていましたが、詳しく調べたことはありませんでした。
今夏は、オオムラサキの集まっていたコナラの木でシロスジカミキリを
7月27日と8月10日に見かけました。樹液はこのカミキリが重要な
役割を担っていることがわかりました。
7月27日。コナラの2メートルほどの位置にいるのを発見。
カミキリのなかでは国内最大種。かなり迫力がありました。
根元近くでは、オオムラサキやカナブンが横一線に集まっています。
樹液の出ている場所は、どうやらシロスジカミキリが木の皮をかじって
産卵したあとのようです。
横に移動しながら産卵するので、幹の傷は輪状になります。
8月10日。樹液が底をついてきたのか、オオムラサキは激減。
かわって、シロスジカミキリを2匹見ることが出来ました。
木の根元には大量の木屑が見られます。
輪状の産卵跡とシロスジカミキリ。これは雌なのでしょうか。
毎年、産卵が繰り返されると樹液が出る前に、このコナラは
枯れてしまいそうです。来年どうなるか観察を続けます。
2013年8月10日 北杜市須玉町にて リコーGRデジタル4
都市周辺ではシロスジカミキリが少なくなり、樹液のでる木が減ったため、
これらを好む昆虫の減少に繋がっているようです。
須玉ではオオムラサキのために食草のエノキを植えていますが、そう単純
に増やすことは出来ないのですね。生態系の奥深さを感じます。
前々から、コナラの木から樹液がでる原因が気になっていました。
カミキリムシの幼虫が樹木を傷つけるのがきっかけになることは、
知っていましたが、詳しく調べたことはありませんでした。
今夏は、オオムラサキの集まっていたコナラの木でシロスジカミキリを
7月27日と8月10日に見かけました。樹液はこのカミキリが重要な
役割を担っていることがわかりました。
7月27日。コナラの2メートルほどの位置にいるのを発見。
カミキリのなかでは国内最大種。かなり迫力がありました。
根元近くでは、オオムラサキやカナブンが横一線に集まっています。
樹液の出ている場所は、どうやらシロスジカミキリが木の皮をかじって
産卵したあとのようです。
横に移動しながら産卵するので、幹の傷は輪状になります。
8月10日。樹液が底をついてきたのか、オオムラサキは激減。
かわって、シロスジカミキリを2匹見ることが出来ました。
木の根元には大量の木屑が見られます。
輪状の産卵跡とシロスジカミキリ。これは雌なのでしょうか。
毎年、産卵が繰り返されると樹液が出る前に、このコナラは
枯れてしまいそうです。来年どうなるか観察を続けます。
2013年8月10日 北杜市須玉町にて リコーGRデジタル4
都市周辺ではシロスジカミキリが少なくなり、樹液のでる木が減ったため、
これらを好む昆虫の減少に繋がっているようです。
須玉ではオオムラサキのために食草のエノキを植えていますが、そう単純
に増やすことは出来ないのですね。生態系の奥深さを感じます。
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