すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

月曜日は、「ブログとパンの日」

2020-10-12 | ノルウェーの生活

ずっしり重くて、ボソボソのパン

私はパンが好きで、
日本では、自分でも焼くし、
おかずパンから、ケーキのような繊細なものまで、
よく買ったものです。

ところが、トロムソって、
パン屋さんも少なければ、種類も少ないし、
日本で売っているパンとは全く違います。

ただし、普通にスーパーで売っているパンの種類は多い!
その主流は、全粒粉や木の実、種がぎっしりで重く、
栄養はたっぷり。

でも、ボソボソなんです。

「月曜日は、ブログとパンの日」

相方さんもお義父さんも、パンを焼きます。

でも、レシピは見ない、計りも使わない。
どーっと6本一度に焼く。

手早くて、大胆!
とにかく、厭わずやるところが、すごい。

パンは、スーパーと男の人に任せよう!

しかし、コロナ期には、
お義父さんも いよいよパンが焼けなくなり、
私は仕事がない。

ということで、時流に乗って、
私もパンを焼いてみることにしました。

歯の弱い私には歯が立たぬほどのカチカチパンが、
最近はしっとりパンになってきました。

いつの間にか、
「月曜日は、ブログとパンの日」
となっています。

ただ今、パンもブログも発酵中!

この材料の量、重さ・・・どうです?

今日のパンの配合を紹介します。(気分で、分量、材料は変わる)


今日うちにあったのは、小麦、ライ麦、スペルト小麦。全粒と粉状タイプ。

Ⓐ白い小麦粉 750g
 全粒小麦粉 375g
 全粒ライ麦 375g
 塩 小さじ3

Ⓑひまわりの種 3種合計約400g
 かぼちゃの種
 リンの種
※前日から水に浸しておく。
※混ぜる前に約40度に温める。

Ⓒ約40℃のぬるま湯に生イースト1/2個を溶かしておく。

ⒶⒷⒸに、生地の状態を見ながら、
 適当にぬるま湯を追加してこねる。(機械が)

結局、私も適当で、お義父さん、相方さんと同類でした!



 


第一発酵後

柔らかく焼くコツは、
・発酵しすぎないようにする。
・焼く前に表面にオイルを塗る。
・最初の10分は、高温(250℃)で。
・焼き上がりに濡れ布巾をかけておくと、外側も柔らかくなる。

●「ボソボソ」にも理由があったんだあ!

先日、自家製パンでサンドウィッチを作って、
山で食べようとして、ハッとしました。

冷たい!

そうか、しっとりしていると、水分が多くて冷たくなりやすい。

しっとりしていないと、冷たくなりにくいんだ。

「ボソボソ」にも
寒冷地の理由があったんだあ!(ほんま・・・?)

お、パンも焼きあがりました!
1本1kgなり。

では、また来週。
皆さん、元気でいましょうね。


焼きたては、バターとカフェオレ。これが私の楽しみ!
コメント
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