すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

親が輝いてこそ、子どもは自立する?

2008-08-24 | おむすびティータイム

7月10日(木)より 

●「おむすびティータイム」はライブ!

今日の参加者は、9人。
参加者の一人に
橋本亜子さんがいらっしゃいました。
すぎな通信67号のインタビューに登場していただいた方です。

紹介がてら、そのインタビューのまとめを皆さんにお渡ししました。

すると皆さん読み始めてしまい・・・シーン・・・・
あららら・・・
彼女は、今日の参加者であって「ゲスト」ではないんだけど・・・。
かと言って、この流れを遮りたくもないしなあ。

そこで、聞いてみました。
「これを読んで『もう少し聞いてみたい』ということ、ありました?」 


すると、聞いてみたいことを具体的に言われる方が何人かあります。
それじゃあ・・・
「まずは、橋本さんへ皆さんから一人5分くらいでインタビューをする
なーんて、どうでしょうか?」

おむすびティータイムでは、
その日の参加者と「その日すること」を決めます。

ですから、何が起こるかわからないのです。
これが、「おむすびティータイム」のライブ感!
面白いところなんです!


 《皆さんの質問から》

Q:25年ぶりにどうやってバンドを再結成することになったのですか?

 久しぶりに会ったのがきっかけかな。

メンバーの一人がボイストレーナーになっていたので、
私も月に一度のボイストレーニングを始めました。

子どもの頃、コーラスをやっていたので、
子どもが生まれてからもコーラスをしていたんだけど、
ちょっと違うかなあって思ったり、
若い頃、バンド辞めなきゃよかったなとか。
そんなふうに思うようになっていた時でもあったんですよね。

Q:仕事と遊び、優先順位をどうやってつけていますか?

やりたいことはやる。がまんはしません。

ただ、スケジュール管理が大事だなあと思っています。
朝昼晩と書ける手帳に変えたら、
「時間がない」と思っていたのが、「ここにもある」に変わりました。

バンドの練習は、
「5分でも空いたらする」というふうに、
時間を作ったり、見つけてはしています。

Q:子どもさんが、とっても自立しているようですが、
   気をつけていることはありますか?

「大人になりたくない!
だって、お母さん見てたら、いつも仕事に追われて、しんどそうやもん」。

娘にこう言われたことがあるんです。
ガーン!ショックでした。

それで、私は楽しく仕事をしようと思って、アムェイの仕事を始めました。

今では子どもは、
「早く大人になりたい!」
って言うようになりました。

親の輝いている背中を見て子どもは、育つんだと思いますねえ。
私が輝いている! これが、一番かなあ

Q:「勉強しなさい!」とか、言うんですか?

私は「勉強しなさい!」って言ったことないんです。

私が子どもの時、
私の母は、勉強するとき私の横で見ているし、
「勉強しなさい!」って言われ続けてきたんです。
いやだった~!

だから、子どもには「勉強しなさい」はもちろん、
口出しはほとんどしません。

そうすると、子どもは自分でしますよ。

Q:子どもが喧嘩しているときは、どうします?

しますよねー!

それも放っておきます。
そしたら、おさまっていきますよ。

●「お金」で学ぶことも人それぞれ!

子育ての中で、お金を使っている人・いない人、
同じように家事バイトなど提供しても、
それをフルに使う子、適当に使う子、
お金を使うにしても
「お金のことを学ばせよう」というよりは、自分が助かるから、という動機だったり、
お金をもらわなくても、
親が大変そうだからと自主的に働いてきた人など・・・。

ほんとに人それぞれです。

「意図」とは関係ないところで、学んでいるんですねえ。

ただ、とにかく「働くこと」によって、
その人のあり様が浮きぼりになってきて、
その人は考える。

だから、大人であろうが子どもであろうが、
「働いて損をすることはない」とあらためて思いました。

●「夢・目標」持ってます?

 さらに、「お金を何に使うか?」
そこで、またその人が出てくるんですね。


橋本さんのような「将来、ハワイに住む!」というはっきりした目標、
私にはまだありません。

でも、自然に囲まれた場所で、いろんな人と関りながら暮らしていたい。
そんな思いは、ずっとありますね。

《皆さんの感想から》

優先順位の「一番」は、子ども? 自分?
難しい年齢を経て、子どもも成長していくことを思い、あまり手をかけすぎないことかな。
自分での優先順位をつけるとしたら、一位が子どもにまだなってしまうので、少しずつ自分で自分は何をしたいのか、夢は何なんだろうと、ちょっと考えたいと思った一日でした。
 それにやっぱり行動かな?(Mさん)

子どもを信じて任せてる?
橋本さんが生きることを喜びにつなげていらっしゃる姿に感銘を受けました。そして、そのことを忘れかけていた自分に気づきました。
子育てにおいて、「信じて任せる」ということは、自分でやったほうが早いので、つい手を出しがちの毎日に喝を入れてもらいました。(Iさん)

それぞれの環境に合わせて、自分ができること、やりたいことを少しでも実現できればと思います。子どもにとって。親は、良しも悪しも一つの例でしかないのなら、親が楽しんでいる姿を見せていければと思いました。また、一つの目標に向かっている姿は、「生きる力」につながっていくのではないかと感じました。(Sさん)

いろんな考え、いろんな家庭環境の方がおられるんだと思いました。このやり方が良い悪いではなく、それぞれで、毎日イキイキと生きていくことが大事だと思いました。この世に生まれた以上有意義な人生を送り、十分生きたという思いを持って死んでいきたいと思います。(まだまだ先ですけれど)
これから自分がやりたいことに向けて、努力して少しでも達成していきたいです。(Sさん)

自分と全然違うタイプの橋本さんの話を聞けて楽しかったです。(Yさん)

出会うべき人と出会って、つながっていく
久々に参加してみて、新たな出会いもあり、とっても楽しかったです。皆さんの参考になるんだかどうだか・・・というような私の話を聞いてくださって、ありがとうございました。今日一番思ったのは、こうして集まった9人って、偶然ではなくて、必然だったんだろうなぁ・・・って。同じ夢を持つ人、家が違い人・・・。はるちゃんという人を中心にして、出会うべき人と出会ってつながっていくんですね。
スケジュールが合えば、またぜひぜひ参加したいです。(橋本亜子さん)


 

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