今日の産経新聞に掲載された桜井よしこ氏の「首相最大の功績は歴史観」を読んで共感した。それはいいとして、文中にある“朝日新聞の調査では、安倍内閣の評価が71%だった。朝日はさぞ仰天しただろう”に仰天した。朝日による調査が50%台なら納得するが、71%とはこれいかに!
早速朝日新聞のデジタル版を調べたら、次の記述が見つかった(赤字)。
朝日新聞社が2、3日に実施した世論調査(電話)で、第2次安倍政権の7年8カ月の実績評価を聞くと、「大いに」17%、「ある程度」54%を合わせて、71%が「評価する」と答えた。「評価しない」は、「あまり」19%、「全く」9%を合わせて28%だった。
安倍首相の辞任後、安倍内閣の支持率はどの世論調査でも10ポイントぐらい上昇した。読売新聞は“現政権の終わりが近づき、実績を冷静に評価する人が増えた”という分析を掲載している。
爺はそればかりではなく、最近の世論調査には辞任する首相に対する情緒的側面がプラスしたと思っているが、それでも71%は高い。
このブログで前回、「終わった問題を蒸し返す朝日新聞」で、朝日の過剰な安倍攻撃を批判したが、世論調査の結果を見れば、朝日はこれまでのヒステリックなまでの安倍批判を反省するだろうと期待する。