頑固爺の言いたい放題

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韓国の異様性 その(2) 国歌変更?

2020-09-19 14:27:32 | メモ帳

朝鮮日報が伝えるところによれば、韓国の国歌を作曲した安益泰(アンイクテ)氏が親日派だったという疑いがあるという問題が議会に提起され、現在調査中だという。疑いが真実だと認定されると、国歌を新たに選定することになるらしい。

<どうぞご勝手に>と言いたいところだが、それでも気掛かりなことが二つある。

その一 親日判定の基準

日本の敗戦により、棚ボタで獲得した韓国の独立だったから、韓国は日本の政治・経済のシステムや文化をそのまま受け継いだ。だから、当時の韓国では、すべての分野で指導層にいたのは大なり小なり、日本人と交際があった人々であるはずだ。

そして、今やその人たちの事績を抹殺しようというのだから、正気の沙汰ではない。当時、親日だった人がその対象になるのだろうが、どういう基準で「親日」の判定を下すのか。

日本人として、「親日」と判定される人々に同情する。

その二 自国の文化を毀損することにならないか

国歌だけでなく、韓国は併合時代の日本の痕跡を消そうと躍起になっている。だが、日本の痕跡を全く抹消することは不可能であり、その代表は言語である。

明治時代に日本は近代化に伴って必要になった概念を表す漢語を作った。民主主義、共産主義、共和国、議会、経済学、哲学、文化、文明、金融などがそれである。そして、中国はこの和製漢語を取り入れた。今や和製漢語なくしては、中国語はコミュニケーションの役目を果たさない。

韓国もこの和製漢語を使用しているが、漢字を廃止し、その韓国語の発音をハングルで表記しているから、韓国人は和製漢語が日常のコミュニケーションで多用されていることに気づかない。もしも、これらの韓国読みしている和製漢語の使用を禁止したら、韓国語は崩壊するだろう。

日本の痕跡を消す作業は、韓国の文化を否定することになりかねない。「親日」の旗印に異論を唱えることが難しいことはわかるが、心ある人々が現れ、この馬鹿げた運動に歯止めをかけるよう期待する。