頑固爺の言いたい放題

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韓国の親日派破墓法

2020-09-12 16:05:35 | メモ帳

去る8月23日のこのブログ「狂気の反日」で、韓国で国立ソウル顕忠院に祀られている国家功労者の内から、親日派の御霊を別の場所に移す親日派破墓法が成立しそうであることを論じた。この件で、爺は御霊を移すと理解したのだが、これは誤りだったので、ここにお詫びする。

「週刊新潮」9月17日号によれば、この法案は御霊を移すのではなく、土葬されている遺体を掘り返して侮辱を与えることだという。

爺は韓国でも近年は火葬だと思っていたので、この法案は「御霊を移す」ことだと理解したのだが、「週刊新潮」によれば、火葬が広まったのは1990年以降であり、それ以前は土葬だったらしい。そして、ターゲットになっている人物は、1990年以前に他界しているから、この法案は実際に遺体を掘り返すことを意図している。

この法案がターゲットにしているVIPは、李承晩大統領と朴正熙大統領であり、それぞれ1965年と1970年に他界しているから、この両大統領が土葬だったことは間違いない。爺は「狂気の反日」をアップした際、御霊を移すだけなら物理的な恥辱を与えることは出来ないのではないか、と違和感を持ったが思い違いだった。

李承晩大統領は李承晩ラインを設定することによって、韓国が竹島の領有権を主張するようになった張本人であり、韓国としては大功労者であるはずだが、彼は韓国では親日派ということになっているらしい。

一方、朴正熙大統領は日韓基本協定を締結し、日本から数億ドルの賠償金を受け取って、それによって韓国経済が大飛躍したのだから、彼も韓国にとって大功労者である。

もう一人の破墓法の適用候補者は、朝鮮戦争で活躍した英雄の白善燁(ペクソンヨブ)将軍だが、日本統治時代に満州国軍に所属していたことで、親日派にされた。横道にそれるが、朝鮮戦争当時活躍した韓国軍の幹部は皆、旧日本軍の軍人だったはずである。

遺体にどういう辱めを与えるつもりか知らないが、今どきこんな前時代的蛮行を本気でやるつもりなのか。

歴史観が変わっても、功労者であることには変わりはない。その功労者を親日派(=悪人)に仕立て上げることが、文在寅大統領の支持率をそんなに上げることになるのか。

われわれ日本人としては、“どうぞご勝手に!”というほかないが、韓国人の狂気に改めて呆れる次第である。