世界の注目を浴びた米国大統領選挙。接戦州で開票終盤になると、バイデンが票を伸ばすという奇妙な現象がおきた。これは郵送された票は、コロナ感染を嫌った有権者にバイデン支持者が多かったからだと説明されている。
爺の独断的結論は、“トランプ敗北の最大の要因はコロナ禍“である。大統領は、“コロナさえなかりせば”と悔しがっているに違いない。トランプ有利と予測した評論家たちは、バイデンの息子のスキャンダルを重視したが、有権者の心理を読み違えたようだ。
しかし、残り火はあちこちでくすぶっている。その一つは再集計が行われると思われるジョージア州に起きたスキャンダル。中國在住のジョージア出身者の票を送った宅配会社が中国系だったことは判明したのである。
宅急便の会社が中国系でも、それを問題にするのはヘンな話だし、たとえジョージアの結果がひっくり返っても大勢は変わらないのではなかろうか。爺はトランプ大統領を応援していただけに残念に思っているが、今となってはトランプ氏が潔く敗北を認めることを願っている。