つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

森村宜稲 立雛図

2011年12月12日 | 絵画鑑賞

お軸ばかりのご紹介が続きます。森村宜稲の立雛 です。

とても豪華な表装で、特に軸の上部、風帯の部分は紫と朱の房を掛け下げられるようになっています。

この時期に新聞などにお雛様の広告が入る度に「桃の節句はまだまだ先なのに・・」と思っていましたが、

こうして師走の寒く、空の暗い時期にギャラリーに華やかな立雛の図を飾ってみますと、気持がスッと楽になり明るい気分になるものですね。

森村宜稲はとくにこの地方で人気のある物故作家ですが、その作風は端正でありながら華やかさもあり、お雛様の図にぴったりです。

※納品の為画像を削除させていただきました。

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