つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

竹内栖鳳展 京都市美術館

2013年11月13日 | おススメの展覧会、美術館訪問

東京での展覧会を見逃してしまったので、京都市美術館の

近代日本画の巨人 竹内栖鳳展 に出かけて参りました。

 

 

 

もう何度も見て来たつもりの栖鳳の作品ですが、こうして一堂に作品を鑑賞すると

 

あらためて竹内栖鳳の人となりが理解されるようでした。

 

 

 

作品に感じる作家の感情は、時には激しく、ときにはあっさりと冷め

 

その印象は大変人間味に溢れるものでした。

 

画家23歳の龍の作品から、猫、水郷を経てカラスまで。。

 

休日だったせいもあり、会場は思ったより混雑していました。

併設の「下絵を読み解く 竹内栖鳳の下絵と素描」の方は混雑なく、

また大変面白い内容でした。

栖鳳がいかに試行錯誤し作品を制作したのか?

また富田渓仙など京都画壇の作家の下絵も鑑賞することができ、

とても楽しめました。下絵には画家の等身大の姿が現れるものですね。

栖鳳展は12月1日(日)まで。

「下絵を読み解く」とともに是非是非お出かけください。

雲龍 明治20年 23歳ころ

班猫 大正13年 60歳 重要文化財

春雪 昭和17年 77歳 

Seihou

 

コメント
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