愛知県美術館さんで3日より開催の 「ゴッホとゴーギャン展」に伺って参りました。
大混雑を予想し、それなりに覚悟して伺いましが運よく~それほどでもなく~
作品を2時間弱かけてゆっくり拝見できました。
今まで鑑賞したことのない作品も多くあり、それぞれの作品自体を十分楽しめましたが
ゴッホとゴーギャンの接点、交情を展示に沿って鑑賞していくと、
少し混乱、他の作家作品の展示の意味などがわかりにくくなってしまったようにも思えます。
ファン・ゴッホの一枚のキャンバスに向かう力、集中力にはいつも驚かされます。
情熱、あるいは執拗なまでの執着。現実では満たされることのない自己の生命力を力の限り絵画に集約した短い人生。
ごく初期の作品にゆるやかに美しい作品があることを今回初めて知り、少し救われました。
ゴーギャンはやはり色彩の画家という印象です。
肉体と精神。生命力と理性。芸術と常識。 理想と現実。
ゴーギャンは常にこの狭間に生きていたように感じます。
本当に理想郷はあったのでしょうか?ゴーギャンに少しだけ聞いてみたい気がします。
絵葉書で失礼します。
ゴッホ 初期作品 1883年 泥炭船と二人の人物
ゴーギャン初期~中期作品 1889年 家畜番の少女
愛知県美術館 「ゴッホとゴーギャン展」 3月20日まで
おまけ
またまた展覧会の出口で買ってしまいました。いつもつい何か買ってしまう。。
ハデハデ靴下を集めている私。買うときはアッ!靴下がある!と興奮して買ってしまったのですが、
モネとゴッホ。さてこの柄、どのように履くのかしら??私・・