12時に病院に来るように言われていたので
少し早めに病院に着くと、義父は今日は、
とても気分良さそうにハッキリと覚醒していた。
担当医師も麻痺のある左手もかなりよく動いていますと言った。
左手で酸素マスクを動かしたり、義母が大胆に左手を指して
「お父さんこっちの手でジャンケンポン!」
というと、不完全ながらチョキを出した。
あの、脳のMRI画像を見せられた時には、
「これじゃ、片麻痺はひどくなってしまうのだろう」
と思ったが、かなり軽くて済みそう。〈これはいい!〉
その後、病院が救急車を呼んで救急隊員に優しく
「新しい病院に移りますよ!」といわれ、
またもや、ピーポー、ピーポーと運ばれていった。
今日の救急隊員は女性が一人混ざっていた。
大柄な女性で、始めは長髪の男性かと思ったが声を聞いたら、女性だった。
最近は、どんな職種にも女性がいるのだと思った。
浴風会病院に着くと、もうICUでなく、普通の病室が用意されていた。
医師は呼吸器にはかなり詳しい内科医で
義父の肺炎は、間質性肺炎だと言った。
しかし、肺炎の治療をするとなるとステロイドを多量に使うので、
今の梗塞のある状態では無理だと言われた。
肺のX線画像はひどく悪いが、まだ、左肺はすっかり侵されているワケではない。
またこの肺炎は外側から侵されるので、CTを撮ってみれば、
肺の中の方は案外まだ大丈夫かも知れない。
脳梗塞のリハビリは早いほうがいいが、肺炎がこのままだとはじめられない。
なかなか難しい状態だそうだ。
マア、でもとにかく、我が家の離れのような浴風会病院に転院できてよかった。
少し早めに病院に着くと、義父は今日は、
とても気分良さそうにハッキリと覚醒していた。
担当医師も麻痺のある左手もかなりよく動いていますと言った。
左手で酸素マスクを動かしたり、義母が大胆に左手を指して
「お父さんこっちの手でジャンケンポン!」
というと、不完全ながらチョキを出した。
あの、脳のMRI画像を見せられた時には、
「これじゃ、片麻痺はひどくなってしまうのだろう」
と思ったが、かなり軽くて済みそう。〈これはいい!〉
その後、病院が救急車を呼んで救急隊員に優しく
「新しい病院に移りますよ!」といわれ、
またもや、ピーポー、ピーポーと運ばれていった。
今日の救急隊員は女性が一人混ざっていた。
大柄な女性で、始めは長髪の男性かと思ったが声を聞いたら、女性だった。
最近は、どんな職種にも女性がいるのだと思った。
浴風会病院に着くと、もうICUでなく、普通の病室が用意されていた。
医師は呼吸器にはかなり詳しい内科医で
義父の肺炎は、間質性肺炎だと言った。
しかし、肺炎の治療をするとなるとステロイドを多量に使うので、
今の梗塞のある状態では無理だと言われた。
肺のX線画像はひどく悪いが、まだ、左肺はすっかり侵されているワケではない。
またこの肺炎は外側から侵されるので、CTを撮ってみれば、
肺の中の方は案外まだ大丈夫かも知れない。
脳梗塞のリハビリは早いほうがいいが、肺炎がこのままだとはじめられない。
なかなか難しい状態だそうだ。
マア、でもとにかく、我が家の離れのような浴風会病院に転院できてよかった。