最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

無事転院

2006-01-10 17:51:49 | 脳梗塞
12時に病院に来るように言われていたので
少し早めに病院に着くと、義父は今日は、
とても気分良さそうにハッキリと覚醒していた。
担当医師も麻痺のある左手もかなりよく動いていますと言った。
左手で酸素マスクを動かしたり、義母が大胆に左手を指して
「お父さんこっちの手でジャンケンポン!」
というと、不完全ながらチョキを出した。
あの、脳のMRI画像を見せられた時には、
「これじゃ、片麻痺はひどくなってしまうのだろう」
と思ったが、かなり軽くて済みそう。〈これはいい!〉

その後、病院が救急車を呼んで救急隊員に優しく
「新しい病院に移りますよ!」といわれ、
またもや、ピーポー、ピーポーと運ばれていった。
今日の救急隊員は女性が一人混ざっていた。
大柄な女性で、始めは長髪の男性かと思ったが声を聞いたら、女性だった。
最近は、どんな職種にも女性がいるのだと思った。

浴風会病院に着くと、もうICUでなく、普通の病室が用意されていた。
医師は呼吸器にはかなり詳しい内科医で
義父の肺炎は、間質性肺炎だと言った。
しかし、肺炎の治療をするとなるとステロイドを多量に使うので、
今の梗塞のある状態では無理だと言われた。
肺のX線画像はひどく悪いが、まだ、左肺はすっかり侵されているワケではない。
またこの肺炎は外側から侵されるので、CTを撮ってみれば、
肺の中の方は案外まだ大丈夫かも知れない。
脳梗塞のリハビリは早いほうがいいが、肺炎がこのままだとはじめられない。
なかなか難しい状態だそうだ。

マア、でもとにかく、我が家の離れのような浴風会病院に転院できてよかった。

コメント (2)
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