チャンスを生かして職人を目指す！

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【贈る言葉】

誰でも機会に恵まれないものはいないのだ。ただそれを捕らえなかったに過ぎない。

　　　　　　　　　～デール・カーネギー～

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【本文】

■チャンスを生かして職人を目指す！■

カーネギー氏だけでなく多くの賢人が「チャンスは誰にでも平等に来る。但し、それを生かす人と生かせない人がいる」という趣旨のことを言っている。

たとえば「やりたい仕事をやらせてもらえない」という理由付けで会社を辞める人は多い。

次の就職はなかなか決まらないか、よしんば決まってもやはり同じ理由付けで直ぐに辞めてしまう人は多い。

その後は「自分にあった仕事がない。自分にあった会社がない」という理由付けで仕事に就かない人も多い。

今、４０歳代以上の中高年のニートが増加しているそうだ。

どんな仕事にめぐり合ってもチャンスと捉えてほしいと思う。

「石の上にも三年」で、辛抱すればその仕事が好きになり、やがて達人のレベルになれる。

派手さはないが職人の道に進み、一級の職人になるというのはどうか。

いい先輩や親方について、「手に職を付ける時代」が再び脚光を浴びている。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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「どこでも出来る化」が日本の空洞化を招いた！

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【贈る言葉】

日本のモノづくりは何もかも規格化、標準化、マニュアル化が主流になった。それでは、「どこでも出来る化」、「誰でもできる化」になり、再び成長路線に乗れるかというと乗れないと思う。

　　　　　　　　　～渡辺良機～

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【本文】

■「どこでも出来る化」が日本の空洞化を招いた！■

日本は、モノ作りの空洞化が叫ばれてから久しい。

日本やアメリカで特許を取得していても中国で特許を取得していなければ全部マネされてしまい、文句を言っても全く通用しない。

中国新幹線は国産技術だと自慢しているが、日本からパクッた技術が大半だそうだ。

日本人技術者が教えてしまった技術・ノウハウも多い。

日系企業で働けば日本の技術をパクることができるからだ。

しかも日本企業は、規格化、標準化、マニュアル化が得意だから技術・ノウハウが流出しやすい条件が揃っている。

その結果、中国に限らず「どこでも出来る化」、「誰でもできる化」を招いてしまった。

特殊なバネを多品種微量生産している東海バネ工業は、大事な技術ノウハウは職人から職人へと継承されているからどこでも、誰でも出来ないのが最大の強みである。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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