日本海から太平洋へと、徒歩でつないで約50日、1,000㎞の歩く旅のコース造りを続けて
いる、「やまさん」こと、山浦正昭さんの日本横断国際ウオーキングトレイル、春の実踏に参加
した。
今春はセクション17として、伊豆半島の付け根である静岡県三島市をスタートし、伊豆の国
市修善寺(しゅぜんじ)までを3日間で歩く予定である。
2011年3月16日(水)
==清流沿いを三島から沼津へ==
前日、東北関東大地震による交通機関の影響を考え、やまさんに電話したところ、「あらゆる
手段を尽くして現地に向かう方法を考えて…」とのこと。
迂回ルートを考慮して早めに起床し、西武新宿線、JR中央線経由で東京駅に行く。お陰で、
9時56分の東海道新幹線ひかり号に乗ることが出来た。
出発地であるJR三島駅の集合予定は13時だが、11時前に着いたので、駅前にある市の
庭園・楽寿園に入って一巡する。
今回の参加者は、やまさんのほか、今日だけの大阪のHさん、フル参加は横浜のDさんと私、
13時過ぎに三島駅南口を出た。
今日は、駅前の観光案内所でもらった、三島市と清水町、沼津市を結ぶ、「港・湧水せせらぎ
ウオークマップ」に記されている、流れ沿いのコースが主体である。
楽寿園の東側から南に回り、まずは源兵衛川沿いに設けられた遊歩道へ。

源兵衛川は、富士山の伏流水が湧き出る楽寿園の小浜池が水源。水量はさほどではないが、
清流に沿って飛び石や木の板、石造りなどの遊歩道が続いている。

流れの傍らには樹木が多く、初夏にはホタルも飛び交うという。沿道のコブシが咲き出していた。

中ほどにあった三石神社は、昔、三石という巨石があり、その上に社殿を建てて、稲荷神社を
祭ったものとか。境内に、三島八景のひとつという、時の鐘があった。

「水の苑緑地」と呼ぶ一角には高木が多く、湧水も数カ所あり、石灯籠が置かれていて、日本
庭園のような趣がある。

源兵衛川を離れて工場地帯の間を西に抜け、極楽湯と呼ぶ日帰り天然温泉の南側に回る。
家庭菜園の横から境川左岸に出ると、頭を雲に隠した富士山が姿を見せた。流れの多い清流
を、右岸に回りたいのだが橋がない。

上流にせきがあったが、両岸に金網が設置され、通行できない。でも、その金網を伝わり、せき
を渡って対岸に回ることが出来た。
国道1号線に出て西に少しで、豊富な湧水で知られる柿田川源流付近の柿田川公園へ。地元
産品などの売店近くにある、桜が見頃になっていた。

柿田川は、清水町の中心部を流れる延長1.2㎞の狩野川の支流。富士山周辺に降った雨や
雪解け水が地下水となって湧出したもので、1日約100立方m(20mプール2,000杯分)の水
が湧き出ているという。

確かに、このような豊富な湧水を見たのは初めてだった。

公園を離れて、川の左岸沿いの住宅地を南に進み、狩野川の徳倉(とくら)橋を渡る。下校中
の小学生の列と一緒になり、「何をしているの」、「ザックに何が入っているの」など質問を受ける。


狩野川左岸沿いに進み、左に大きく流れがカーブする本城山↑の南麓にある、龍泉寺で小休止
した。

狩野川は流路を西に向け、再び富士山が姿を現した。

流れのそばの柳が、淡い彩りの新芽を開き始めている。

大きなアーチを描く香貫大橋が近づくカーブ点に、沼津工高漕艇部の艇庫があり、幾つものカ
ヌーが並んでいた。

さらに左岸を進み、明日渡る黒瀬橋を過ぎると、沼津の市街地が近づいてきた。

三園橋を渡って、市の中心街近くまで進み、帰宅するHさんと別れる。
日吉神社に近い山王町の住宅街に入り、17時ちょうどに、かどや旅館に着いた。
【コースタイム】三島駅13:02ー三石神社13:18ー柿田川公園入口14:15ー龍泉寺15:02~17ー
香貫大橋15:57ー三園橋近くのファミリーマート16:25~33ーかどや旅館17:00
(天気 晴、参加 4人、距離12㎞、地図(1/2.5万) 三島、沼津、歩行地 静岡県三島市、
清水町、沼津市、歩数 19,800)

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いる、「やまさん」こと、山浦正昭さんの日本横断国際ウオーキングトレイル、春の実踏に参加
した。
今春はセクション17として、伊豆半島の付け根である静岡県三島市をスタートし、伊豆の国
市修善寺(しゅぜんじ)までを3日間で歩く予定である。
2011年3月16日(水)
==清流沿いを三島から沼津へ==
前日、東北関東大地震による交通機関の影響を考え、やまさんに電話したところ、「あらゆる
手段を尽くして現地に向かう方法を考えて…」とのこと。
迂回ルートを考慮して早めに起床し、西武新宿線、JR中央線経由で東京駅に行く。お陰で、
9時56分の東海道新幹線ひかり号に乗ることが出来た。
出発地であるJR三島駅の集合予定は13時だが、11時前に着いたので、駅前にある市の
庭園・楽寿園に入って一巡する。
今回の参加者は、やまさんのほか、今日だけの大阪のHさん、フル参加は横浜のDさんと私、
13時過ぎに三島駅南口を出た。
今日は、駅前の観光案内所でもらった、三島市と清水町、沼津市を結ぶ、「港・湧水せせらぎ
ウオークマップ」に記されている、流れ沿いのコースが主体である。
楽寿園の東側から南に回り、まずは源兵衛川沿いに設けられた遊歩道へ。

源兵衛川は、富士山の伏流水が湧き出る楽寿園の小浜池が水源。水量はさほどではないが、
清流に沿って飛び石や木の板、石造りなどの遊歩道が続いている。

流れの傍らには樹木が多く、初夏にはホタルも飛び交うという。沿道のコブシが咲き出していた。

中ほどにあった三石神社は、昔、三石という巨石があり、その上に社殿を建てて、稲荷神社を
祭ったものとか。境内に、三島八景のひとつという、時の鐘があった。

「水の苑緑地」と呼ぶ一角には高木が多く、湧水も数カ所あり、石灯籠が置かれていて、日本
庭園のような趣がある。

源兵衛川を離れて工場地帯の間を西に抜け、極楽湯と呼ぶ日帰り天然温泉の南側に回る。
家庭菜園の横から境川左岸に出ると、頭を雲に隠した富士山が姿を見せた。流れの多い清流
を、右岸に回りたいのだが橋がない。

上流にせきがあったが、両岸に金網が設置され、通行できない。でも、その金網を伝わり、せき
を渡って対岸に回ることが出来た。
国道1号線に出て西に少しで、豊富な湧水で知られる柿田川源流付近の柿田川公園へ。地元
産品などの売店近くにある、桜が見頃になっていた。

柿田川は、清水町の中心部を流れる延長1.2㎞の狩野川の支流。富士山周辺に降った雨や
雪解け水が地下水となって湧出したもので、1日約100立方m(20mプール2,000杯分)の水
が湧き出ているという。

確かに、このような豊富な湧水を見たのは初めてだった。

公園を離れて、川の左岸沿いの住宅地を南に進み、狩野川の徳倉(とくら)橋を渡る。下校中
の小学生の列と一緒になり、「何をしているの」、「ザックに何が入っているの」など質問を受ける。


狩野川左岸沿いに進み、左に大きく流れがカーブする本城山↑の南麓にある、龍泉寺で小休止
した。

狩野川は流路を西に向け、再び富士山が姿を現した。

流れのそばの柳が、淡い彩りの新芽を開き始めている。

大きなアーチを描く香貫大橋が近づくカーブ点に、沼津工高漕艇部の艇庫があり、幾つものカ
ヌーが並んでいた。

さらに左岸を進み、明日渡る黒瀬橋を過ぎると、沼津の市街地が近づいてきた。

三園橋を渡って、市の中心街近くまで進み、帰宅するHさんと別れる。
日吉神社に近い山王町の住宅街に入り、17時ちょうどに、かどや旅館に着いた。
【コースタイム】三島駅13:02ー三石神社13:18ー柿田川公園入口14:15ー龍泉寺15:02~17ー
香貫大橋15:57ー三園橋近くのファミリーマート16:25~33ーかどや旅館17:00
(天気 晴、参加 4人、距離12㎞、地図(1/2.5万) 三島、沼津、歩行地 静岡県三島市、
清水町、沼津市、歩数 19,800)

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