あるきメデス

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続カタツムリ歩行 西武池袋線 清瀬駅(東京)

2013-10-20 18:33:16 | カタツムリ歩行
 2013年10月20日(日)

 一日中雨の予報だったが、「続カタツムリ歩行」の第8回例会に出かけた。集合地は西
武池袋線の清瀬駅。

 雨具を付けたメンバーと10時15分頃、駅北口をスタートした。

 駅前ロータリーには、きれいに飾り付けた花の盛り鉢が幾つか置かれている。


 東側のビルのウィンドウに、粉をこねるときに使う寄せ木造りの鉢が並んでいた。


 東方からから少し迂回して、今日は「きよせ市民祭り」を開催中という、駅前から北に
伸びるけやき通りに回る。

 その名の通り、ケヤキ並木の続く通りにはテントが並び、雨でも結構市民が訪れていた。

 駅に近いテントでは、地元産の農産物を安価で販売している。


 ちなみに、きよせ市民祭りは今年で34回目、このけやき通りでは12回目という。


 最初の交差点付近では、開会式の挨拶が続いていた。


 「清瀬の雑木林を残そう」という活動をしているライオンズクラブのテントをのぞく。


 募金に協力すると、手造りのカブトムシや竹とんぼ、カタツムリなどの中からひとつも
らえるという。ささやかな募金をして、今日の歩きのグループにふさわしいカタツムリを
いただいた。



 志木街道との交差点でけやき祭りのテントは終わったので、右折して志木街道に入る。

 小さい駐車場に、スバル360など、かなり年代物の中古自動車が並んでいた。


 この街道沿いには、けやき通りより古木のケヤキ並木が続いている。



 沿道の両側には江戸時代から住み続けていると思われる農家が多く、土蔵のある家が幾
つもあり、りっぱな門構えの家も見られる。



 民家の庭先では、カリンが色づき始めていた。


 街道の北側にあった、広い境内に緑の豊富な日枝神社に入る。


 境内西側に、御嶽講の講中でつくったと思われる小山があり、上に小さいお社が設けら
れていた。


 正面奥には二つのりっぱな社殿が並び、こちらは左側の社殿。



 境内には、少し早いが七五三詣での家族連れがたくさん訪れ、テントで待っていた。


 申し込んだ時間が来ると呼び出しがあり、それらの家族は右手の社殿に入っていた。

 こちらが本殿で、石段には宝暦9年(1759)と刻まれていて、その頃の建立と推定
されているという。

 本殿の南側の小さい建屋に「三猿の石灯籠」と呼ぶ、「見ざる」「聞かざる」「物言わ
ざる」の三猿が刻まれた2基の石灯籠があり、ひとつは寛文4年(1664)、もう一つ
は宝永7年(1710)の造立と刻まれているようだ。


 その横には境内から集められたのか、より大きな石灯籠も並んでいた。


 すぐ先、街道の南側に地蔵堂があり、高さ2m以上もある大きなお地蔵さんが祭られ、
「子育て安産守護地蔵尊」ののぼりが並ぶ。


 その横を入ると、木々は少ないがりっぱは本堂の全龍寺である。

 全龍寺は、武蔵野三十三観音霊場の第六番札所。私は、以前ご開帳の年などに訪れたこ
とがある。


 本堂前には新しい仁王像が建ち、駐車場近くには、十六羅漢像が並んでいた。


 その先で志木街道に分かれ、白菜やサトイモなどの畑の間を南進する。


 清瀬駅方面に通じる広い通りの都道40号・志木街道バイパスに出て、東側の交差点を
回って気象衛星センター前を通過する。


 西側に隣接するゴールの神山公園に11時40分に着いた。雨は止まないなので公園の
北側にある清瀬市児童センター(ころぽっくる)に入り、1階のテーブルと椅子を借りて
昼食をさせてもらった。

 児童センターには、雨にもかかわらず多くの児童が家族とともに来て利用しており、か
なり有効に活用されていることがうかがい知れる。

 食事を終えて記念撮影をして、いつもより早めの12時半過ぎには解散となる。志木街
道バイパス経由で清瀬駅に戻り、13時4分発下り電車に乗り、13時半には帰宅した。

 雨だったので解散後の寄り道、回り道もしなかったので、いつも早く帰宅できるカタツ
ムリ歩行でも、こんなに早い帰宅は初めてのことだった。

(天気 雨、距離 4.5㎞(ゴールから清瀬駅までを含む)、地図(1/2.5万) 志木)




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コメント (2)
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