あるきメデス

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第41回日本スリーデーマーチ(第3日)(埼玉・東松山ほか)

2018-11-11 23:52:41 | ウオーキング
 2018年11月4日(日)
 == 第3日 都幾川・千年谷公園ルート(10㎞コース) ==

 最終日は曇天となった。今日も10㎞コースに参加することにしたが、昨日のようなス
タート時の待ち時間を考慮して30分近く遅く会場に着く。


 予想通り多くのウオーカーは出発後だったので、ほとんど待たずに9時40分にスター
トできた。
 
 しばらくは初日の帰路に近いコースを逆行して東松山の市街地を西に抜け、おため池の
そばの「虎御石」と呼ぶ大きな板石塔婆(いたいしとうば)の横を過ぎる。
     
 高さは3.75m、幅70~77㎝あり、比企・入間地方で最大の板石塔婆で、応安2
(1369)年に建立されたという。


 スタートから6㎞地点の唐子(からこ)中央公園では、毎年恒例でスリーデーマーチと
同じ開催回数の「第41回唐子地区商工祭」を開催中。




 野球グラントの西側では湯茶接待用テントがあり、お茶、梅干しとあめ玉をいただいた。

 
 その先の天の園記念碑↑周辺では、この地を舞台にした打木村治作の児童小説「天の園」
をNHK朝ドラ化の推進運動を続けているグループが、パネル展示と署名運動をしていた
ので私も署名した。


 折り返して段丘下に下る辺り、地元農家の方が柿などの直売をしていて、そばのキクが
きれいな彩り。その先の車道際のコキア(ホウキグサ)も色鮮やか。
    







 次のT字路で20㎞、30㎞コースに分かれ、しばらくは車のほとんど通らない静かな
里道を東進する。


 比企地方の代表的な形態のかやぶき屋根の形を残す、民家が残っていた。


 右手(南側)一帯は田んぼとその休耕田の続く石橋地区を通過し、少し南東に回って関
越自動車道の下を東に抜ける。


 関越道の手前の民家で、とりたての甘柿を販売していたので、昨年同様分けてもらった
(5個入り100円)。
    

 関越道を抜けたすぐ北東にあるのが、9㎞地点でチェックポイントの市立南中。


 12時05分に入り、霧雨模様になってきたのでチェックシールをもらった後、生徒の
駐輪場の屋根下に入って昼食にした。



 ちなみに南中は、3年前の2015年にノーベル物理学賞を受賞された梶田隆章先生の
母校である。
          

 校舎玄関横には、梶田先生の受賞記念碑などがある。12時32分に南中を出た。
     


 東側の上郷地区に入って都幾川左岸堤防近くを進むと、たわわに実をつけたミカンが目
につく。


 かつて養蚕農家だったらしい、2階の屋根に煙出しの小屋根をつけた民家が2棟並んで
いる。

 かやぶき屋根と煙出し屋根のある民家は、ここ比企地方で中学時代まで過ごした私にと
っては、いつ見ても懐かしい風景だ。






 花の苗床とそれを育成するビニールハウス横を過ぎると、焼き芋の無料サービス中の広
場があり、たくさんのウオーカーが並んで待っていた。





 国道254号線を跨道橋で越えて段丘上に上がり、市街地に戻って東武東上線の東松山
駅下を北に抜ける。


 
 和太鼓やブラスバンド、祭り囃子のなどの歓迎を受け、ゴールの中央会場に13時33
分に入った。









 間もなく、地元の大東文化大のブラスバンド演奏を先導にしたパレードが入場してきた。



 次に実行委員長の森田光一東松山市長を初めとする大会役員などが、以下日本マーチン
グリーグ開催地の代表や埼玉県警音楽隊など各種団体が続く。
     







 会場内はウオーカーや東松山市民など、今日もたくさんの人々で賑わう。



 14時過ぎに会場を後にして隣接する東松山総合会館に入り、東松山ゆかりの彫刻家、
高田博厚展を観覧する。
     
  



 駅に戻る途中の道筋でも、パレードの列と歓迎の和太鼓演奏などが続いていた。




















(天気 曇、距離 12㎞、歩行地 東松山市、歩数 2,2100)

 なお、3日間の参加者総数は82,259人だった。コース別の内訳などは、東松山市
関連サイトをご参照下さい。





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