第2日 2018年10月14日(日)
== クロアチアの首都ザグレブ市内観光とスロベニアのブレッド湖観光後、
首都リュブリャーナへ(後半) ==
バスはクロアチアの首都ザグレブから西北西に約53㎞移動し、途中国境を越えて隣国
スロベニア(Slovenia)に入り、首都リュブリャーナ(Ljubljana)に向かって高速道路を
移動する。
車中、添乗員のSさんから両国についての話があり、国全体の森林率は日本68%だが
スロベニアは62%でクロアチアは34%、農地はスロベニア24%、クロアチアも24
%、主要農産物は麦、トウモロコシ、砂糖大根、ジャガイモなどのほか、スロベニアでは
ホップ、クロアチアではオリーブなど。石灰岩の土地が多いので土地はやせていて、畜産
が盛んとのこと。
国境までは40分余り、クロアチア側ゲートではドライバーのチェックのみだったが、
スロベニア側ゲートでは全員下車してパスポートチェックを受け、11時55分頃通過し
た。
スロベニアに入って間もなく、高速道路の途中にあったサービスエリアに12時22分
に着き、12時40分までトイレ休憩となる。
ちなみに、スロベニア共和国はクロアチアの北西側にあり、西にイタリア、北にオース
トリア、東北にハンガリーと接していて、1991年に旧ユーゴスラビアから独立し、
2004年にEUに加盟している。
面積は四国とほぼ同じの約2万273㎢、人口は約206万人、首都はリュブリャーナ、
言語はスロベニア語で、宗教はローマ・カトリック教が95%、通貨は€(ユーロ)で1€
は約135円である。
さらに進んでリュブリャーナ市内に入り、13時30分に昼食地の「Via Bona」と呼ぶ
レストランンに着き、14時30分までスープとターキーのグリルの食事タイムとなる。
14時35分に出発して北西に約53㎞進み、スロベニアの北西端に近いブレッド(Bled)
湖畔東部の駐車場に15時35分に到着した。
ブレッド湖は、東西約2.1㎞、南北約1.4㎞、最深は30mで、周囲を一周できる6
㎞の遊歩道もあり、湖にはサケ、マス、ナマズ、ウグイなど19種類の魚が生息するとか。
アルプス山系の東端、2,000m級の山々が連なるユリアン・アルプスを背にしたス
ロベニアを代表する景勝地で、国立公園に指定されているという。
山々を映す澄み切った湖は「アルプスの瞳」と讃えられ、中世にはハプスブルク家の保
養地として整備が始まり、近年では旧ユーゴスラビアのチトー大統領もこの地をこよなく
愛したという。
現地ガイドのマンタさんの案内で湖の南面を西に向かう。
湖畔からは紅葉に彩られた木々や湖畔の建物、北東約100mの高さの断崖上に立つ
11世紀建造のブレッド城や聖マルティヌス教会、背後のユリアン・アルプスの山並み、
さらにこれから行くブレッド島に立つ聖母マリア教会などが望まれる。
色づき始めた広葉樹の下を進んで行くと、ユーゴスラビア時代にチトー大統領の別荘だ
ったホテルがある。
近くのボート乗り場からの眺め。
そのボート乗り場から15時50分頃、「プレトナ」と呼ぶ手こぎボートに乗る。この
ボートは普通のボートとは逆に、前方に向かってオールを押して漕ぐ。
ボートはすぐ先に見える「ブレッド島に向かい、15分ほどで島の波止場に着いた。
聖母マリア教会に向かっては99段の急階段が伸びている。階段を上がって教会内を拝
観することにした。
聖母マリア教会ができたのは8~9世紀のようだが、現在のバロック様式の教会に改築
されたのは17世紀とか。この教会はスロベニア人の憧れの結婚式の場所のようだが、花
婿は教会まで続く階段を花嫁を抱きかけながら上らなければならないのだという。
白亜の教会に入り、黄金の祭壇の聖母マリア像や周辺の豪華な絵画などを拝観した。
教会を出て周辺の風景や近づく手こぎボートなども眺める。
元チトー大統領の別荘だったホテル。
16時45分に再び手こぎボートに乗り、南岸の乗り場に戻った。
もとの道をバス駐車場に向かい、駐車場周辺に戻り17時20分頃から30分ほどのフ
リータイムとなり、周辺の土産物店や湖岸などを一巡する。
ある土産物店店頭で歓迎してくれたクマちゃん。
噴水
ブレッド湖の模型
湖畔のホテル
太陽が西に傾き、ユリアン・アルプスの山並みは夕日であかね色に染まる。
湖岸に建つブレッド村役場↑前には、2013年6月に秋篠宮殿下ご夫妻が植樹された
桜の若木が育っていた。
17時50分に集合してバスは18時にブレッド湖を後にする。
バスは往路を約53㎞戻って首都リュブリャーナに入り、宿泊するラディソン ブルー
プラザホテルに19時07分に着いた。
19時45分から20時30分頃まで、ホテルのレストランで夕食をする。
(天気 晴、歩数 12,300)
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== クロアチアの首都ザグレブ市内観光とスロベニアのブレッド湖観光後、
首都リュブリャーナへ(後半) ==
バスはクロアチアの首都ザグレブから西北西に約53㎞移動し、途中国境を越えて隣国
スロベニア(Slovenia)に入り、首都リュブリャーナ(Ljubljana)に向かって高速道路を
移動する。
車中、添乗員のSさんから両国についての話があり、国全体の森林率は日本68%だが
スロベニアは62%でクロアチアは34%、農地はスロベニア24%、クロアチアも24
%、主要農産物は麦、トウモロコシ、砂糖大根、ジャガイモなどのほか、スロベニアでは
ホップ、クロアチアではオリーブなど。石灰岩の土地が多いので土地はやせていて、畜産
が盛んとのこと。
国境までは40分余り、クロアチア側ゲートではドライバーのチェックのみだったが、
スロベニア側ゲートでは全員下車してパスポートチェックを受け、11時55分頃通過し
た。
スロベニアに入って間もなく、高速道路の途中にあったサービスエリアに12時22分
に着き、12時40分までトイレ休憩となる。
ちなみに、スロベニア共和国はクロアチアの北西側にあり、西にイタリア、北にオース
トリア、東北にハンガリーと接していて、1991年に旧ユーゴスラビアから独立し、
2004年にEUに加盟している。
面積は四国とほぼ同じの約2万273㎢、人口は約206万人、首都はリュブリャーナ、
言語はスロベニア語で、宗教はローマ・カトリック教が95%、通貨は€(ユーロ)で1€
は約135円である。
さらに進んでリュブリャーナ市内に入り、13時30分に昼食地の「Via Bona」と呼ぶ
レストランンに着き、14時30分までスープとターキーのグリルの食事タイムとなる。
14時35分に出発して北西に約53㎞進み、スロベニアの北西端に近いブレッド(Bled)
湖畔東部の駐車場に15時35分に到着した。
ブレッド湖は、東西約2.1㎞、南北約1.4㎞、最深は30mで、周囲を一周できる6
㎞の遊歩道もあり、湖にはサケ、マス、ナマズ、ウグイなど19種類の魚が生息するとか。
アルプス山系の東端、2,000m級の山々が連なるユリアン・アルプスを背にしたス
ロベニアを代表する景勝地で、国立公園に指定されているという。
山々を映す澄み切った湖は「アルプスの瞳」と讃えられ、中世にはハプスブルク家の保
養地として整備が始まり、近年では旧ユーゴスラビアのチトー大統領もこの地をこよなく
愛したという。
現地ガイドのマンタさんの案内で湖の南面を西に向かう。
湖畔からは紅葉に彩られた木々や湖畔の建物、北東約100mの高さの断崖上に立つ
11世紀建造のブレッド城や聖マルティヌス教会、背後のユリアン・アルプスの山並み、
さらにこれから行くブレッド島に立つ聖母マリア教会などが望まれる。
色づき始めた広葉樹の下を進んで行くと、ユーゴスラビア時代にチトー大統領の別荘だ
ったホテルがある。
近くのボート乗り場からの眺め。
そのボート乗り場から15時50分頃、「プレトナ」と呼ぶ手こぎボートに乗る。この
ボートは普通のボートとは逆に、前方に向かってオールを押して漕ぐ。
ボートはすぐ先に見える「ブレッド島に向かい、15分ほどで島の波止場に着いた。
聖母マリア教会に向かっては99段の急階段が伸びている。階段を上がって教会内を拝
観することにした。
聖母マリア教会ができたのは8~9世紀のようだが、現在のバロック様式の教会に改築
されたのは17世紀とか。この教会はスロベニア人の憧れの結婚式の場所のようだが、花
婿は教会まで続く階段を花嫁を抱きかけながら上らなければならないのだという。
白亜の教会に入り、黄金の祭壇の聖母マリア像や周辺の豪華な絵画などを拝観した。
教会を出て周辺の風景や近づく手こぎボートなども眺める。
元チトー大統領の別荘だったホテル。
16時45分に再び手こぎボートに乗り、南岸の乗り場に戻った。
もとの道をバス駐車場に向かい、駐車場周辺に戻り17時20分頃から30分ほどのフ
リータイムとなり、周辺の土産物店や湖岸などを一巡する。
ある土産物店店頭で歓迎してくれたクマちゃん。
噴水
ブレッド湖の模型
湖畔のホテル
太陽が西に傾き、ユリアン・アルプスの山並みは夕日であかね色に染まる。
湖岸に建つブレッド村役場↑前には、2013年6月に秋篠宮殿下ご夫妻が植樹された
桜の若木が育っていた。
17時50分に集合してバスは18時にブレッド湖を後にする。
バスは往路を約53㎞戻って首都リュブリャーナに入り、宿泊するラディソン ブルー
プラザホテルに19時07分に着いた。
19時45分から20時30分頃まで、ホテルのレストランで夕食をする。
(天気 晴、歩数 12,300)
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