あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国遍路で泊まった宿①

2011-09-09 19:05:34 | 四国遍路あれこれ
 昨年の前半と今年の後半、ともに同じ2~3月に歩いた3度目の四国遍路にて、宿泊した
宿を紹介します。歩き遍路にとっては、毎日長い距離を歩いて疲れた体をリフレッシュして
くれる、宿の存在は大きく、ありがたい場所です。

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 遍路の初日、2010年2月19日(金)は、1番霊山寺(りょうぜんじ)から5番大日寺まで
参拝し、6番安楽寺の宿坊に泊まりました。2回目です。

 徳島県上板町、遍路地図では10-2図、宿泊料金は1泊2食で6,500円、コイン洗濯機
200円、乾燥機は100円。

 風呂は温泉です。部屋は明るくて清潔、夕食前に勤行(ごんぎょう=おつとめ)があります。 

 宿泊した部屋


 安楽寺宿坊の夕食


 これは朝食


 2日目の2月20日(土)は、6番安楽寺から11番藤井寺まで回り、JR鴨島駅前にある
3度目のさくら旅館へ。遍路地図は12-A、吉野川市鴨島町です。


 1泊2食6,300円、家庭的な雰囲気の宿です。宿泊者は私だけでしたが、食事時の若い
ご主人とのコミュニケーションが楽しく、翌朝お接待いただいた弁当の包み紙には、おかみ
さんの手書きのメッセージが記されていて、いつも昼食の時に読んで感激します。

 夕食のメニュー


 2月21日(日)、11番藤井寺を経て、最初の「遍路転がし」をたどって12番焼山寺(しょう
ざんじ)に上がり、玉ヶ峠を越えて植村旅館にお世話になりました。

 遍路地図は14-1図、神山町本名(ほんみょう)にあります。

 1泊2食7,000円、洗濯はおかみさんがして下さり、洗濯代200円でした。山間集落本名
にあるただ1つの宿。ひなびた雰囲気とおかみさんの心温まる対応が気に入り、3度お世話
になりました。部屋は3部屋なので、多客の時には相部屋になります。



 植村旅館の夕食


 2月22日(月)は、徳島市内に近接する霊場、13番大日寺から17番井戸寺まで参拝して、
市の中心街にある東横イン徳島駅眉山口泊り。遍路地図18-Aのエリアですが、記載されて
いません(上部左、国道439号沿い)。徳島市東大工町です。1泊シングル4,870円

 東横イン徳島駅眉山口のシングル室内、ベッドはセミダブルの大きさなので、ゆったり寝ら
れます。




 2月23日(火)は、小松島市内の18番恩山寺と19番立江寺にお参りして、勝浦町坂本に
ある「ふれあいの里さかもと」に泊まりました。遍路地図は92-1です。

 ご覧のように、鉄骨3階建ての建物、廃校跡の校舎を活用したものです。集落を見下ろす
高台にあります。

 1泊2食6,300円、翌日昼食用にお願いしたおにぎりは210円。洗濯機は無料、乾燥機は
200円でした。

 地元の若い方々が、てきぱきと対応して下さり、きれいな部屋や広いジャグジー風呂、地元
料理を盛りつけた食事も美味しく、設備、食事、対応とも、私が泊まった遍路宿の中でもトップ
クラスでした。

 私の部屋は、もとの校長室です。


 玄関横にある談話室、地元産品の直売もしています。


 ふれあいの里さかもとの夕食


 朝食もたっぷり


 2月24日(水)は、別格3番慈眼寺(じげんじ)に往復後、第2の遍路転がしと呼ぶ、標高
500m台の2つの霊場、20番鶴山寺(かくりんじ)と21番太龍寺(たいりゅうじ)に上り下り
して、民宿龍山荘に泊まりました。


 遍路地図21-1図、阿南市加茂町。1泊2食6,500円、洗濯機100円、乾燥機100円。
太龍寺から3.8㎞下った静かな谷間の宿。なかなか見事な庭木が並んでいました。 



 龍山荘の盛りだくさんの夕食 上半分は同泊のもう一人の分です。


 2月25日(木)、22番平等寺(びょうどうじ)と番外霊場弥谷(いや)観音に参拝後、海沿い
に出て、JR牟岐線の田井ノ浜駅に近い民宿明山荘へ。


 円弧を描く田井ノ浜海水浴場が目の前、シーズンには海水浴客で賑わいそうな宿です。遍路地図
22-2、美波町(みなみちょう)田井にあります。1泊2食7,000円でした。



 この頃、NHK総合TVの朝のドラマで「ウェルかめ」を放映中。この美波町が舞台でしたので、
宿にもポスターが…。


 明山荘の夕食


 【注】遍路地図とは、へんろみち保存協力会遍の「四国遍路ひとり歩き同行二人」【地図編】
第9版(第8版も同じ)のこと。

 (続く)

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