あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国遍路道から見える川⑤

2011-09-06 21:10:07 | 四国遍路あれこれ
 台風12号の豪雨で、特に紀伊半島南部に大きな被害が出ました。私も歩いた、世界遺産
になっている熊野古道中辺路(なかへち)の参詣道が寸断され、熊野三山の神社などにも被
害が及んでいるようです。

 台風被害にあわれた方にお見舞い申し上げ、あわせて、なかなか進展しない東日本大震災
と合わせ、復興が早く行われますようお祈りしております。

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 3月9日(水)の朝、観音寺市街から財田川左岸の車道を、70番本山寺(もとやまじ)を目指
します。


 3㎞ほど進んで、JR予讃線鉄橋の下を通過しました。鉄橋を通過する電車。このあたりの
河川敷は、アシが生い茂っています。


 71番弥谷寺(いやだにじ)を経て午後、別格18番海岸寺や番外霊場佛母院に詣で、折り
返すようにして南に向かいました。佛母院から間もなくで渡った弘田川は、満潮の瀬戸内海の
影響で流れがいっぱいです。


 次の日、77番道隆寺(どうりゅうじ)への参拝を済ませて東に進み、丸亀市の中心街を抜け
て行きます。県道33号で渡る、土器川の橋からの讃岐富士。


 3月11日(金)、標高365mの82番根香寺(ねごろじ)から東に下り、高松市街の南にある
83番一宮寺を目指します。県道になっている香東川左岸河川敷の自転車道を南下して、4本
の橋をくぐりました。最初にくぐった高松自動車道(上)と国道11号(下)です。

 このあたりの通過時刻は15時47分、東日本大震災発生の直後ですが、宿に入るまで、その
ことは全く知りませんでした。

 その上流では、河川敷に設けられたグランドの横を通過します。


 翌日、国道11号に入り、高松市の市街地を東へ、屋島山上の84番屋島寺へ向かいました。
最初に渡った御坊川の橋からの上流側。


 3つめの春日川の上流側、いずれも高松湾に流れ込みます。


 83番屋島寺と84番八栗寺(やぐりじ)、それに85番志度寺に参拝して県道3号を南へ、
この日の最後、87番長尾寺まで1㎞余りのところにある、休憩舎のそばを流れる鴨部川。


 3月13日(日)は88番大窪寺へ結願の日。長尾寺前を出発して鴨部川沿いを前山ダム南岸
に上がります。


 前山おへんろ交流サロンに寄ったあと通過した、水の少ないダム上流部。


 さらに遍路道を進んだ、鴨部川上流部の渓流沿いの流れ。


 1枚岩の渓流が続きます。


 10m前後の滝も現れました。この先で流れを離れて標高774mの女体山を越え、88番
大窪寺に結願することが出来ました。


 大窪寺から、翌日参拝する予定の別格20番大瀧寺へのルートに向かいます。竹屋敷から
力石バス停に向かう静かな車道沿いの流れ。


 今回の最終日、3月14日は、国道193号落合橋近くの樺川荘本館から、谷間の県道106号
を大瀧寺を目指して進みます。県道沿いの上俵北川の流れ。


 間もなく流れから離れる辺りの、同じ上俵北川。


 標高910mの別格20番大瀧寺境内からは、南側はるか下に吉野川中流の流れが望まれ
ました。真ん中に見える細くて白い筋が吉野川です。


 2年がかりの四国遍路を無事済ませ、高松にバスで出て、この日の24時近くに帰宅しました。




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