Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

土づくり・腐葉土の収集

2017年08月24日 23時11分10秒 | Weblog

2017年夏

昨年の母の入院・死去で、親父(92歳)は、一人暮らしとなり、体力的にも力仕事が出来なくなりました。
そうなると、一人息子の自分に降りかかって来たことがたくさん出てきます。
その一つが家庭菜園の管理です。
草取りもそうですが、作の出来が悪くなり、土がだんだん痩せていっているのがわかります。

そこで、基本的な土づくりから取り組むことにしました。
もちろん購入堆肥をたくさん入れても良いのですが・・・・。


前回報告の『薪ストーブの薪伐採』の作業をしながら、丸太の搬出に邪魔になって仕方がないと感じたのと、菜園の土づくり問題がリンクして、タダで使える『落ち葉・腐葉土』が利用できると一石二鳥のひらめきがありました。


しかし、やってみると、肉体勝負の一言でした
先ずは、山道に積もる落ち葉・腐葉土を熊手(クマデ:松葉掻き:ガンズメ)で集め、小山状に寄せます。

 

約3mおきに、小山状に寄せ~



小山に寄せたら、桑てぼ(養蚕で使っていた桑籠)に詰めるのですが、運ぶとなるとこれが
重い
林の中はこんな木漏れ日の日蔭ですが、筋肉は盛んに発熱暑い

滝のように汗が噴き出ます。

 

どうですこの掃き清めたようなスッキリ道



落ち葉かきで、枝類も分別除去しますので、丸太の搬出で足を挫く危険性も軽減出来ます。


 
地面が現れ、歩きやすい綺麗な小道になりました。



U字型の山道の土手にも落ち葉が山積していますので、両サイドも掻き落とし集めます。 


 

何十年も積み重なった落ち葉の下は、すっかり分解し、白い糸状菌が分解促進しています。



さらにその層を剥ぐと、ふかふかの土(腐葉土)の層が堆積しています。



この腐葉土まで、戴きです
ホントは歩く地面のこれも良質の腐葉土
でも、キリがない




搬出方法は、こんな感じで、桑てぼを寝せておいて、手で落ち葉と、腐葉土を掻き込みます。
この腐葉土が重い
トラックまで、引きずってやっと運べます




道路への降り口(登り口)は、傾斜地なので落ち葉で滑って危なかった所です。
すっかり地面が出てきて、これで安全安心になりました。

  

今日の目的は、達成しましたが、奥に向かって、まだまだいくらでもあります
でも、次回の採集は、車道であるこのマブ(トンネル)に吹き溜まり的に積もった、落ち葉と腐葉土を持ち帰ろうと狙っています。

このトンネルは、Aso4の大噴火 : 約9万年前に阿蘇山の火山灰が降り積もった台地に、戦前に掘られたもので、火山灰や軽石の層が10~20mを超えています。
そのマブ内の両サイドに大量の腐葉土が手つかずで貯まっているのです。


 

重たいテボを軽トラックの荷台まで抱え上げて返すこと、10数回。
足で踏み固めてなんとか詰めました。
時間も、朝から3時間かかり、お昼近くまでかかりました。



帰宅して、自宅前の菜園に降ろすのも大変でした。
トラックが入らないため、また同じ回数をテボに入れて、運んで、返して~
畑の入り口に落ち葉・腐葉土の山が出来ました。


 

屋敷前の、4aほどの半分は手が回らず、草ボーボーでこんな有様です。
ここに落ち葉・腐葉土を入れて、菜園の復活を目指します。




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