伊賀市下柘植「霊山寺」のオハツキイチョウの黄葉

2020-11-15 00:48:36 | 花や風景など
伊賀盆地を見下ろす霊山の中腹にある霊山寺境内の【オハツキイチョウ】です。
白藤の滝から林道を少し下ると、標識はありませんが「霊山」へつながる林道があります。
(ワタシが一番得意なコース(笑))
今回は「霊山登山」ではなく、目的はひとつ
表題の通りです。

≪オハツキイチョウはイチョウの変種で、葉の上に実を結ぶイチョウのことをいいます。
学術的に興味深い変種であり、同種の樹木に比べて樹体が大きく、樹容も優れています。
紅葉の最盛期には、艶やかに色づき、無数の銀杏が周辺には散乱します。
1996(H8)年3月7日に県の天然記念物に指定。≫されています、(下書き中に調べたもの…)

ここの銀杏の葉っぱはとても小さい、
 けど、「実」はいっぱい
確かに、葉っぱに実がついているようにみえる…

ところで、
≪霊山(標高765m)の中腹に再興された「霊山寺」は嵯峨天皇が伝教大師 最澄に
勅令して創建されたという古い歴史を持った古寺で、
山頂には信長の兵火により焼失した広大な寺院跡があり、霊山山頂遺跡となっている。
霊山寺の縁起によれば、平治の乱で捕えられた幼少の源頼朝が、伊賀国の平宗清に預けられ、
その時に霊山寺に助命祈願をしたのが成就、伊豆に配流された。
その後、鎌倉にて兵を挙げて平家を討伐し征夷大将軍に就いた時、
祈願成就した霊山寺に大鐘、伽藍を寄進した。
人々はこれを頼朝公鐘乞観音として信仰を集めたとある。
霊山寺境内に高く聳え立つ 樹高32m、目通り幹周4.3mの大イチョウは葉が二裂して
片方が葉、 片方が胚珠となる「お葉付きイチョウ」と呼ばれる種で植物学上に於いても
イチョウの祖型を探る意味で興味を持たれている樹です。≫(三重の巨木・名木より)

以前、息も絶え絶えに霊山に上りましたが
その時は春でした、
まさかこんな景色があるとは思いませんでした。
想定外の銀杏黄葉にビックリ、感動です。
(もみじ系は紅葉、銀杏系は黄葉と区別することを知りました…)

駐車場に車を止め(車の多さにビックリ)、
 11/11の平日です

急な石段を登りますが、ちょっとこなれてきたきたので(ウォーキングのおかげ)、
苦もなく境内に(笑)
そこで、見えた大銀杏の全景が最初の写真。
 歴史ある古刹と大銀杏

もひとつ石段を登って「本堂」と「鐘楼堂」辺りで
   

何処から見ても素晴らしいオハツキイチョウでした…
帰り際、もう一度振り返って
 なんとか全景を…

帰り際、

素敵な風景を見せていただき、石仏たちに感謝です。

今回の「伊賀の秋・周遊ミニドライブコース」は、
 こんな感じ🚙

片付けの合間の2時間半コースでした(笑)。

伊賀の秋巡り、今が旬ですよ




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする