片付けに集中!

2020-11-10 00:53:49 | つれづれ思うまま
先週末金曜日から月曜日にかけて、
一大イベントである「実家の片付け」に入ってました

むかしむかし、お城の外堀跡辺りに二人は住んでおりました…
大正3年3月、男の子が生まれ、絵を描くのが大好きな男の子に育ちました。
やがて立派な青年になり、絵の勉強にフランスに旅立ったとか。
ところが、病に倒れ、志半ばで帰国。
昭和13年11月26日、24歳で亡くなりました。

両親の嘆きは如何ばかりか…
その愛しき息子に代わるべく、昭和22年に新しくこどもになった青年一人。
その時17歳。

やがて、その青年も無事学校を卒業し、就職先は上野。
明治20年生まれの養父母の面倒を見ながら働くも、順に病に倒れていく…
仕事は順風満帆ではあるが、親の面倒までは見切れない、
なんとか親の面倒を見てくれる人がほしい。
昭和27年5月、晴れて伴侶を得る。

そんな時に白羽の矢が当たった人、わざわざ苦労を買いにきたようなもんです。
しかし、戦中疎開先で青春を送ったおなごは強く、たくましい!
海にも山にも負けない強さがある…

半面、高度成長期時代の男は、家のことには一切手を出さず、
仕事さえしていれば、世の役に立っているという自信があった。
女は、家を守っていればよい!と。

倹約精神華やかで、モノを大切にし、何でも捨てることはなく、
「これはいつかきっと役に立つ!」
困った時に、「これが目に入らぬか!」と出してきてくれる、
そういう人がここにいる。

わかるんですよ、何でも大事という心、
そんな時代に生きた人たちに、モノを捨てろ!というのは至難の業。

そやけどね、ゴメンやけどね、
古いものから捨てていってくれる?と、
するしかないくらい、古きものにあふれているのです

世代が飛ぶと(=孫)、「それもう時代遅れやから…捨てようよ」と言われてしまうのです。

「世界はほしいものにあふれている」…というけれど、
いらないものにもあふれている、気がする今日この頃。

ウン十年、日の目を見なかった宝物、ゴメン、
それを捨てたら、まだまだモノは入るよ。

戦い済んで、日が暮れて、腰に異変がきたかもしれない…
先生、助けて~~と、整骨院に駆け込んだワタシ。

今日は、文字だけ…



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