![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/93/7f350232c335e38bc6cecc0c2d09e20d.jpg)
連鶴の新作です。
といっても人によってはこの作品のどこが新作なんだ?と言う人もいるかもしれません。
自分は連鶴において固定観念に囚われるということがあまりありません。
鶴は正方形の紙で折らなければならないとも、一枚の紙で折らなければならないとも考えていません(前者は『菱鶴』、後者は『ユニット連鶴』など)。
そんな自分の唯一のこだわりが、繋がっているのが翼同士でないと嫌だってことでしょうか。
首と首、もしくは尾と尾、首と翼、ともかく翼以外の箇所が繋がっている連鶴にはあまり魅力を感じないのです。
なので『青海波』も折ったことがありません。
最近考えたのが次のような連鶴のバリエーション。名称は『パ鶴(折り)』。定義は次の三つ。
1.元の紙は一枚の正方形である。
2.すべての鶴の翼は他の鶴の翼と繋がるものとする。またすべての鶴の頭と尾は別の鶴の頭と尾と翼に繋がってはならない。
3.紙を余らせたり、切り取ったりしてはならない。
これだけです。
もう少し解説すると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/6d/26b9da4991cc014ef4525fccdf601b66.jpg)
この二つの連鶴はどちらも四連ですが、青い方の連鶴は片方の翼でしか繋がってないので、『パ鶴(折り)』とはいえません。
一枚目の写真に戻ると、元の紙は正方形であり、二十一羽の鶴はすべての翼が(右翼左翼とも)別の鶴の翼と繋がっていてます。切り取り部分などもありません。三つの定義に反さないので『パ鶴(折り)』といえます。
『パ鶴(折り)』にはどのような繋ぎ方があるのか、考えるのは楽しいですよ。
それこそパズルのようです。
自分なりに設計図(展開図)などを描いてみて、どんな繋ぎ方があるのか、何連が可能なのか、お時間のある方は考えてみては如何でしょうか。
ps.今日の記事は連鶴を趣味としない方にはさっぱりわからないものになってしまいましたね。すみません。笑。