自分ぐらいの本読みになると、だいたい宝島社から毎年年末に刊行される『このミステリーがすごい!』、通称『このミス』で一位になる作品がわかります。
トム・ロブ・スミスの『チャイルド44』を読んだ時も、あ、これ一位だな、とピンときて、実際その通りでしたからね。
まぁ前置きはそれぐらいにして、2012年版『このミス』海外編一位をズバリ当ててみましょう。
その作品とはスティーヴン・キング作『アンダー・ザ・ドーム』!!
トシちゃんがいて、ヨッちゃんがいて、間違いないです。
などと書くと、あ、この人は『アンダー・ザ・ドーム』を読んだんだな~と思われるでしょうが、さにあらず、読んでません(読まずに一位に予想してるのかよ)。
だってさー、キングってどうも合わないんだよね。
『IT』やら何やら、何作か読んでみたんだけど(正直、何を読んだか思い出せない。人間、年は取りたくないもんだ。)、ピンとこなかったんです。
で、代わりに読んだばかりなのが、キングのライバルと目されるディーン・クーンツの最新作『フランケンシュタイン 支配』です。
キングのライバルと目される?
正確には目された、というべきでしょうか。そういう時期があった。
でも、、、キングがクーンツのことをライバル視したことはたぶんないでしょうね。
おそらく、クーンツのファンがクーンツはホラー文学の帝王と称されるキングと同じぐらい凄いんだぞ!!と世間に主張したかった、ってのが真相じゃないかな。
それぐらいキングとクーンツは作家としての格が違うと思います。
なんてことを書くと、まるでキングを褒めたたえ、クーンツを貶めているようですが、自分が好きなのはあくまでクーンツの方。
例えて言えば、キングは格式高い懐石料理、って感じかな。食べ終わったらすごく満足はするんだけど、でもその分敷居も高い。
一方クーンツは誰でも気軽に食べれるハンバーガーといったところでしょうか。
ハンバーガーをむしゃむしゃ食べるように、一気に読み終えられちゃうのです。
そのクーンツの新作が『フランケンシュタイン 支配』なんですが、これがやっぱりいい。
そこには文学性とか、教訓とか、小難しいことは一切ないんだけど、B級ホラー映画テイストの、ハラハラドキドキ感はたっぷりあります。
本作がシリーズ二作目なんですが、絶妙なところで終わってますからね。
早く続きが読みたい!!(このシリーズはとりあえず三巻で一応決着するみたい。)
といった具合に、個人的にはすごく面白かったんですけど、『このミス』ではたぶん二十位以内にランクインすることはないでしょうね。
前作『フランケンシュタイン 野望』も確かランクインしなかったから。
まぁでもそういうマイナー嗜好が自分でも嫌いじゃなかったりするんですけれど。笑。
ps.すいません、常連の皆さん、そして普段はロム専門の方、よかったら拙ブログにコメントする際のハードを教えてもらえますか?(携帯電話であれば電話会社も)
いや、携帯電話からだとコメントできない、という方が何人かいらっしゃったもので、そこらへんのことを知っておきたいな~と思って。
よろしくお願いします。
トム・ロブ・スミスの『チャイルド44』を読んだ時も、あ、これ一位だな、とピンときて、実際その通りでしたからね。
まぁ前置きはそれぐらいにして、2012年版『このミス』海外編一位をズバリ当ててみましょう。
その作品とはスティーヴン・キング作『アンダー・ザ・ドーム』!!
トシちゃんがいて、ヨッちゃんがいて、間違いないです。
などと書くと、あ、この人は『アンダー・ザ・ドーム』を読んだんだな~と思われるでしょうが、さにあらず、読んでません(読まずに一位に予想してるのかよ)。
だってさー、キングってどうも合わないんだよね。
『IT』やら何やら、何作か読んでみたんだけど(正直、何を読んだか思い出せない。人間、年は取りたくないもんだ。)、ピンとこなかったんです。
で、代わりに読んだばかりなのが、キングのライバルと目されるディーン・クーンツの最新作『フランケンシュタイン 支配』です。
キングのライバルと目される?
正確には目された、というべきでしょうか。そういう時期があった。
でも、、、キングがクーンツのことをライバル視したことはたぶんないでしょうね。
おそらく、クーンツのファンがクーンツはホラー文学の帝王と称されるキングと同じぐらい凄いんだぞ!!と世間に主張したかった、ってのが真相じゃないかな。
それぐらいキングとクーンツは作家としての格が違うと思います。
なんてことを書くと、まるでキングを褒めたたえ、クーンツを貶めているようですが、自分が好きなのはあくまでクーンツの方。
例えて言えば、キングは格式高い懐石料理、って感じかな。食べ終わったらすごく満足はするんだけど、でもその分敷居も高い。
一方クーンツは誰でも気軽に食べれるハンバーガーといったところでしょうか。
ハンバーガーをむしゃむしゃ食べるように、一気に読み終えられちゃうのです。
そのクーンツの新作が『フランケンシュタイン 支配』なんですが、これがやっぱりいい。
そこには文学性とか、教訓とか、小難しいことは一切ないんだけど、B級ホラー映画テイストの、ハラハラドキドキ感はたっぷりあります。
本作がシリーズ二作目なんですが、絶妙なところで終わってますからね。
早く続きが読みたい!!(このシリーズはとりあえず三巻で一応決着するみたい。)
といった具合に、個人的にはすごく面白かったんですけど、『このミス』ではたぶん二十位以内にランクインすることはないでしょうね。
前作『フランケンシュタイン 野望』も確かランクインしなかったから。
まぁでもそういうマイナー嗜好が自分でも嫌いじゃなかったりするんですけれど。笑。
ps.すいません、常連の皆さん、そして普段はロム専門の方、よかったら拙ブログにコメントする際のハードを教えてもらえますか?(携帯電話であれば電話会社も)
いや、携帯電話からだとコメントできない、という方が何人かいらっしゃったもので、そこらへんのことを知っておきたいな~と思って。
よろしくお願いします。