この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

やるときはナマ派の『鈴木先生』の性教育。

2011-06-06 22:41:15 | テレビ
 今一番話題のテレビドラマといえば何と言っても『JIN 仁』でしょうね。
 視聴率でもブッチギリなんじゃないかな。
 
 しかし自分はこのドラマを見ていません。
 自分がなぜ『JIN 仁』を見ないのか。
 それには深い理由があるのです、、、というわけもなく、単純に主演が大沢たかおだから!!

 もう数年前のことになりますが、自分が贔屓にしている伊坂幸太郎の『陽気なギャングが地球を回す』が映画化されたんですけど、それが何ていうか本当に酷い出来で、鑑賞後、マジでブチ切れました。
 自分が愛読する小説がここまで酷い映画にされて、その罪は誰にあるのか?
 まぁA級戦犯は監督だろうけれど、主演の大沢たかおも決して無実ではなかろうと考えて、以後彼の出演作は映画もドラマも決して見るまいと固く心に誓いました。

 アホな誓いを立てるもんだな、と思われる方もいるかもしれませんが、そもそも公開されるすべての映画を観れるというわけではないはずです。
 観ない映画は何かしら観ない理由があるはずです。
 その理由が嫌いな役者が出てるから、でも構わないはずです。たぶん。笑。

 幸い、そういう意味不明な誓いを立てても、特に問題はありませんでした。
 なぜなら大沢たかおの出演する映画はつまんない(正確には未見なのでつまんなさそうな)作品ばかりだったので。
 例を挙げると、『ICHI』、『ラブファイト』、『地下鉄に乗って』、『ミッドナイト・イーグル』etc、おぉ、本当につまんなさそうだ。
 このまま永遠につまんなさそうな映画にだけ出演してくれよ、と思っていたところに『JIN 仁』ですよ。
 正直その評判の高さに心はぐらつきそうでした。
 
 しかし、男子たる者、一度立てた誓いをそう簡単に反故にしてよいものだろうか?(A.構わないだろう)
 そんなわけで依怙地に『JIN 仁』を見ていないのです。

 でも、今シーズン、何もドラマを見ないというのも寂しいなと思って、『JIN 仁』と同時間帯の『マルモのおきて』の初回を見ました。
 別に傑作だとは思いませんでしたが、そこそこ面白かったので二回目も見ることにしました。
 しかし、その時間にチャンネルを合わせたら、フィギュアスケートが放送されてて、あ、今週は放送がないんだな、と思ってテレビを消したら、何のことはない、時間帯が繰り下げて放送されてたらしく、二回目は見損ねちゃいました。
 二回目を見なかったから三回目もいっかと思って、結局見なくなっちゃいました。
 ゴメンよ、芦田愛菜ちゃん(と中に入ってる人)。

 それで、あぁ、今シーズンも何もドラマを見ないなぁと思ってたんですけど、ブログ仲間の幸太郎さんが、『鈴木先生』を見てますと言っていたので、試しに見てみることにしました。普段はテレビドラマをシーズン途中から見るということはしないんですけど、ドラマであれ映画であれ人から薦められたら出来るだけ見ることにしているのです。

 そしたらこれが予想外に面白い!
 まぁフツーの教師ものではないだろうとは思ってましたが、予想の斜め上を行く内容でした。
 だいたい「僕、やるときはナマ派なんです」なんていう台詞を主人公の教師が口にするなんて思いもしないですからね(ドラマを見てない人には信じがたいかもしれませんが、本当にそういう台詞がある)。
 予想外の台詞を口にする鈴木先生なんですが、ドラマそのものは決しておちゃらけたものではないです。
 むしろこれだけ気合の入ったドラマはちょっと見ないですね。
 初回から見なかったことを少しばかり後悔してるところです。
 DVDになった暁にはレンタルして初回から見直すことにします。

 あ、ちなみに自分は避妊は大切だと思っているので、そこのところはどうか勘違いしないでください(何となく全面的に鈴木先生の考えに共感していると思われたら嫌なので)。
 
コメント (3)
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