この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

今さらだけど、面白い!!『リーガル・ハイ』。

2012-05-22 22:33:00 | テレビ
 最近はすっかりテレビドラマを見なくなりました。
 前クールは、とりあえず刑事ドラマの金字塔といってよい(であろう)『相棒』は見てたんですけど、それもだらだら見で、見逃したとしても、ま、いっか、って感じでした。

 『リーガル・ハイ』を見ることにしたのも深い理由があったわけじゃないんです。
 何か主演の堺雅人が変な髪形をしてるな~、ぐらいの興味しかなかったんですけれど、、、見たらこれが超面白いじゃないですか!!
 一話目からずっぽしハマっちゃいましたね。
 こんなにドラマにハマるのって、『鈴木先生』以来かな(祝♪『鈴木先生』映画化!!)。
 
 堺雅人扮する古美門研介は超のつく敏腕弁護士。しかし彼が興味があるのはひたすらお金だけ。正義や人権などといった言葉にはまったく価値を見出さない。
 正義感がやや旺盛すぎる熱血新米弁護士の黛真知子(演じるは新垣結衣)は、古美門の元で働くうち、「打倒古美門」を目標とするようになる…。

 もうとにかくすべてが面白いんですけどね。
 まず、「ねずみの王国が著作権でいくら儲かってると思うんだ」など、やたら弁の立つ古美門の台詞が笑えます。
 それに黛のキャラクターがまたいいんですよ。
 まさかゴールデンタイムのドラマで、新垣結衣の中指立て挑発ポーズが見れるとは思ってもみませんでした(モザイクつきだけど)。
 キャスティングがまたまたいいんですよ。
 執事兼料理人の服部を里見浩太朗が演じてるのですが、『水戸黄門』繋がりで大和田伸也が出演してるんですよねー。二人のツーショットは単純に笑えます。

 古美門と黛、二人の関係を見ているとある漫画を思い出します。
 その漫画とは福本信行著『銀と金』です。
 裏社会のフィクサー、平井銀二と彼の元で働いていた森田鉄雄、やがて二人が対決するであろうことを読む者に予感させるのですが、これからというところで未完のまま連載が終了しちゃうんですよね。
 たぶん連載が再開することはないんでしょうけれど。

 黛が「打倒古美門」を意識するのはいいんですけれど、どう考えたって最終話までに彼女の弁護士としての力が古美門の域に達するとは思えない…。
 どういうふうに脚本家の古沢良太が二人の対決にケリをつけるつもりなのか、早くも最終話が気になるところです。
コメント (3)
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