この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

『鍵泥棒のメソッド』、う~~~ん、物足りない。。。

2012-09-16 23:53:05 | 新作映画
 内田けんじ監督、堺雅人主演、『鍵泥棒のメソッド』、9/15、Tジョイ久留米にて鑑賞。2012年36本目。


 自分は現在、七十枚以上のDVDを所有していますが、その中で邦画の実写作品はわずかに一枚しかありません。
 その唯一の邦画とは、内田けんじ監督の『運命じゃない人』です(『ウイークエンド・ブルース』とのツインパックなので正確には二枚ということになるけど)。
 別段、生涯邦画のDVDは『運命じゃない人』しか買わないゾ!と心に固く誓っているわけではないのですが、やっぱり邦画のDVDって洋画のそれより一般的に値段が高いですからね。廉価版で発売されることもほとんどないですし。
 まぁともかく、内田監督の『運命じゃない人』がそれぐらい好きってことです。

 なので、内田監督の新作が公開されると聞いて、ヒャッホーと内心小躍りしましたよ。前売り券を早速購入し、公開日を心待ちにして、公開初日の初回上映に観に行きました。
 さて、肝心の感想ですが、、、う~~~ん、物足りない。
 いや、別に悪い出来だったってわけではないんですよ。むしろよく出来てる。役者は皆演技が達者だし、展開は意表を突かれるし、オチのつけ方も悪くない。百点満点でいえば八十点ぐらいはつけられるかな。
 普段だったら十分満足できるんですよ。ただ、『運命じゃない人』の監督の新作として観るとどうしても物足りなさを覚えてしまう。
 悪くはないんだけど、もっと面白いものを観せてくれるんじゃないかって鑑賞前に期待しちゃってるんですよね。
 百点を超える面白さの作品を観せてくれるんじゃないかと勝手にこちら側でハードルを高くしてしまうのです。
 そういう観る側の勝手な期待というのは、作る側からすればいい迷惑なのかもしれませんね。
 まぁでもこれからも、勝手に期待し続けると思いますけれど。。。


 お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
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