この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

その嘘買った!と言いたくなった映画『ポゼッション』。

2013-06-02 21:49:12 | 新作映画
 オーレ・ボールネダル監督、ジェフリー・ディーン・モーガン主演、『ポゼッション』、6/1、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞。2013年24本目。


 何故だか理由は知らないんですが、五月以降『死霊のはらわた』を皮切りに『ポゼッション』、『フッテージ』、『マニアック』、『ファインド・アウト』、『ダークスカイズ』とやたらユナイテッドシネマキャナルシティ13でホラー映画が公開されます。
 ホラー映画がそこまで好きっていうわけではないのですが(いや、ほんとに)、ホラー映画が鑑賞出来ないような映画環境というのは嫌なので、ホラー映画が公開されたら出来るだけ観に行くようにしています。
 とはいえ、昨年までの半年に一本ぐらいのペースならともかく、一ヶ月に二本のペースで公開されるとさすがに全作鑑賞するのは自分には無理です。

 いくつか公開される作品の中から自分が『ポゼッション』を観ることにしたのは公開日が上手い具合に映画サービスデーに重なっていた、というのもありますが、公式サイトの、少女の口の中から這い出ようとする何かの手の写真と、その下に書かれた「これは事実を基にした物語である」という一文が目を引いたからです。
 もうね、その一文を読んでこう言いたくなりましたよ。
 その嘘買った!!ってね。笑。

 ガレージセールで手に入れた木箱に魅入られた少女がやがて別人のように振る舞うようになっていく。果たして彼女の身に何が起こっているのか?というお話です。
 作品自体はすごくオーソドックスなホラー映画でした。
 こちらの予想も期待も一切裏切らない手堅い作りでしたね。
 姉妹役で出演している女の子たちも可愛かったし、ホラー映画好きならまず満足出来る作品だと思います。

 ただ、「事実を基にした物語」というのはまったくの眉唾でした(当たり前ですが)。
 実際には購入者が不幸になるといういわくつきの木箱がネットオークションに出品されたってだけだそうです。
 そんな木箱、ネットオークションに出品すんなよ!!!
 いや、気に喰わない奴に送りつけることも可能だったら、それもアリかもしれませんね。笑。


 お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント (2)
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