ハリウッドの若手俳優の中で頭一つ抜け出した感のあるジョゼフ・ゴードン=レヴィットの最新主演作『プレミアム・ラッシュ』をDVDで見ました。
この作品、日本では劇場未公開なんですよね。
劇場未公開と聞くと、すごくつまらない作品なんじゃないかって思われる方もいるかもしれませんが、さに非ず!!めっちゃ面白かったですよ!
今が旬の若手俳優の、めっちゃ面白い主演作が劇場で公開されなかったのにはちょっとした事情があるのです…。
ジョゼフ・ゴードン=レヴィット扮するワイリーは凄腕のバイシクル・メッセンジャー。ある日知り合いの中国人女性ニマからワケありの荷物を託されたことからトラブルに巻き込まれる…。
いや~、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットがこんなにもアクションをこなせる俳優だとは思ってもみませんでしたよ。
『インセプション』や『ダークナイト・ライジング』などで独特の存在感こそ放ってきましたが、そこまで激しいアクションシーンってなかったじゃないですか。
といっても本作でのアクションというのはカーアクションならぬバイシクルアクションなんですけどね。
自転車に乗ったジョゼフ・ゴードン=レヴィットがすんげぇバイシクルアクション、バイシクルチェイス、バイシクルクラッシュを魅せるんですよ。
一部CGであるのは間違いないだろうし、スタントマンもいるだろうけれど、それでもマジかよ!と目を疑うシーンの連続!!赤信号の交差点に突っ込む、なんて序の口ですからね。
アクションに重きを置かれている分だけ、ストーリーは至ってテキトー(監督が脚本家出身のデヴィッド・コープなのにね、いやデヴィッド・コープだからか。笑。)。
少しネタばらしすると、ニマがワイリーに預けたのは彼女がアメリカにやってきてから稼いだお金の割符(預かり証)なんですよ。
ニマはある組織に多額のお金を支払わなければいけない事情があるのですが、その組織が現金での支払いを認めないので、仕方なく彼女は仲介組織にお金を預け、割符で支払いを済ませようとするのです。
まず現金での支払いを認めない組織っていうのもワケがわかんないですよね。現金での支払いが一番確実なのだし。
さらに言えばニマがいくら稼いだのか、はっきりとはわからないのですが、女性が法に触れない形で稼いだお金なんてたかが知れてますよね。せいぜい十万ドルがいいところでしょう。
その程度のはした金を、悪党が血眼になって追いかける、っていうのも何だかおかしな話に思えます。それともニナはアメリカに来て数年で、百万ドル以上のお金を手に入れたんでしょうか?だとしたら、それだけのお金をどーやって稼いだんだ、ニナ?って思わずにはいられません。
というようなツッコミは本作には野暮というものです。
前述の通り、本作はとにかくバイシクルアクションを楽しむ、その一点だけが突き抜けていればあとはもうどーでもいい!!って感じの作品なのですから。
さて、最初に本作は日本で劇場未公開だったと述べました。。
その理由は、勘の良い方なら察しているかもしれません、主人公ワイリーの乗っている自転車がピストバイクだから、なんですよね。
ピストバイク、例を挙げると『ブラックエンジェルズ』で主人公の雪藤が乗っていた自転車というとわかりやすいでしょうか(わかりにくいよ!)、ブレーキもギアもない自転車で、日本では公道で乗っているとそれだけでお巡りさんに注意されちゃうシロモノです。
そんな自転車に乗った主人公が颯爽とニューヨークの街を駆け抜けるだけでなく、思いっ切り危険な違法走行をド派手にやってみせるのですから、こりゃ劇場公開が見送られたとしてもやむを得ないかな~と思いました。
ところで本作は悪名高き「ツタヤ独占レンタル」作品です。
ツタヤがあるところなら、単なる品揃えの違いで済みますが、ツタヤのないところで「ツタヤ独占レンタル」作品を見ようと思ったらどうしたらいいのでしょうね?
ただ、本作のようないわくつきの作品をリリースしてくれると、ツタヤって度量が広いのかもしれないなぁと思ったりもしますが、、、まぁ難しいところですね。
この作品、日本では劇場未公開なんですよね。
劇場未公開と聞くと、すごくつまらない作品なんじゃないかって思われる方もいるかもしれませんが、さに非ず!!めっちゃ面白かったですよ!
今が旬の若手俳優の、めっちゃ面白い主演作が劇場で公開されなかったのにはちょっとした事情があるのです…。
ジョゼフ・ゴードン=レヴィット扮するワイリーは凄腕のバイシクル・メッセンジャー。ある日知り合いの中国人女性ニマからワケありの荷物を託されたことからトラブルに巻き込まれる…。
いや~、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットがこんなにもアクションをこなせる俳優だとは思ってもみませんでしたよ。
『インセプション』や『ダークナイト・ライジング』などで独特の存在感こそ放ってきましたが、そこまで激しいアクションシーンってなかったじゃないですか。
といっても本作でのアクションというのはカーアクションならぬバイシクルアクションなんですけどね。
自転車に乗ったジョゼフ・ゴードン=レヴィットがすんげぇバイシクルアクション、バイシクルチェイス、バイシクルクラッシュを魅せるんですよ。
一部CGであるのは間違いないだろうし、スタントマンもいるだろうけれど、それでもマジかよ!と目を疑うシーンの連続!!赤信号の交差点に突っ込む、なんて序の口ですからね。
アクションに重きを置かれている分だけ、ストーリーは至ってテキトー(監督が脚本家出身のデヴィッド・コープなのにね、いやデヴィッド・コープだからか。笑。)。
少しネタばらしすると、ニマがワイリーに預けたのは彼女がアメリカにやってきてから稼いだお金の割符(預かり証)なんですよ。
ニマはある組織に多額のお金を支払わなければいけない事情があるのですが、その組織が現金での支払いを認めないので、仕方なく彼女は仲介組織にお金を預け、割符で支払いを済ませようとするのです。
まず現金での支払いを認めない組織っていうのもワケがわかんないですよね。現金での支払いが一番確実なのだし。
さらに言えばニマがいくら稼いだのか、はっきりとはわからないのですが、女性が法に触れない形で稼いだお金なんてたかが知れてますよね。せいぜい十万ドルがいいところでしょう。
その程度のはした金を、悪党が血眼になって追いかける、っていうのも何だかおかしな話に思えます。それともニナはアメリカに来て数年で、百万ドル以上のお金を手に入れたんでしょうか?だとしたら、それだけのお金をどーやって稼いだんだ、ニナ?って思わずにはいられません。
というようなツッコミは本作には野暮というものです。
前述の通り、本作はとにかくバイシクルアクションを楽しむ、その一点だけが突き抜けていればあとはもうどーでもいい!!って感じの作品なのですから。
さて、最初に本作は日本で劇場未公開だったと述べました。。
その理由は、勘の良い方なら察しているかもしれません、主人公ワイリーの乗っている自転車がピストバイクだから、なんですよね。
ピストバイク、例を挙げると『ブラックエンジェルズ』で主人公の雪藤が乗っていた自転車というとわかりやすいでしょうか(わかりにくいよ!)、ブレーキもギアもない自転車で、日本では公道で乗っているとそれだけでお巡りさんに注意されちゃうシロモノです。
そんな自転車に乗った主人公が颯爽とニューヨークの街を駆け抜けるだけでなく、思いっ切り危険な違法走行をド派手にやってみせるのですから、こりゃ劇場公開が見送られたとしてもやむを得ないかな~と思いました。
ところで本作は悪名高き「ツタヤ独占レンタル」作品です。
ツタヤがあるところなら、単なる品揃えの違いで済みますが、ツタヤのないところで「ツタヤ独占レンタル」作品を見ようと思ったらどうしたらいいのでしょうね?
ただ、本作のようないわくつきの作品をリリースしてくれると、ツタヤって度量が広いのかもしれないなぁと思ったりもしますが、、、まぁ難しいところですね。