この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

『神のみぞ知るセカイ』、完結。

2014-04-24 21:00:35 | 漫画・アニメ
 まずは訂正から。
 昨日の記事で五月の十七日と十八日に行われる折紙探偵団のコンベンションは、参加費が一日四千円と書きましたが、通しで四千円でした。
 自分の勘違いでした。すみません。
 でも案内書のどこにも通しの料金とは書いてないんですよね。イベントが二日間にわたって開催され、料金が4000円と書いてある場合、二日とも参加しようと思ったら4000円×2で8000円だろうと考えるのって自分だけなのかなぁ。

 閑話休題。

 昨日発売された週刊少年サンデーの21号で若木民喜の『神のみぞ知るセカイ』が最終回を迎えました。
 いろんな意味で感慨深いです。

 しばらく前の記事で自分は漫画読みとして自信がある、というようなことを書きました。
 漫画読みとして一番ショッキングなことって何だかわかりますか?
 まぁわかりますよね、自分が好きな漫画が打ち切られること、です。

 そんなに頻繁にあることではないのです。
 これまで生きてきて、自分が好きだった漫画が打ち切られたことは二回しかありません。
 そのうちの一回が『聖結晶アルバトロス』というアクションファンタジー漫画です。
 未だに自分はなぜこの漫画が打ち切られたのかがわかりません。
 壮大な世界観、緻密な設定、魅力的なキャラクターたち、少年漫画の王道を行くストーリーetc、自分が少年漫画に求めるものがすべてあったので、打ち切られたときは本当にビックリしたし、悲しかったです。
 そして作者の若木民喜はいつか大成するに違いない、そう思いました。

 自分の予想通り若木民喜は『神のみぞ知るセカイ』で大化けしました。アニメも二期製作されましたしね(自分は見なかったけど)。
 本当によかったです。これでもう彼が打ち切りにおびえる必要もないでしょうからね。

 物語は後半になって若干間延びした感もありましたが、それでも終盤になっての怒涛の展開は目を瞠るものがありました。
 まさか○○が××だったとはねぇ。それに主人公の桂馬が選んだヒロインが△△だとは!
 本当に驚かされました。
 一見唐突な感があるのだけれど、どれも事前にきちんと伏線が張ってあるんですよねぇ。やっぱり若木民喜はスゴイな。
 自分の目に狂いはなかった。

 しばらく雑誌上で若木民喜の漫画が読めないのは残念ですが、それもそんなに長いことではないと思います。
 さらなる傑作を引っ提げて舞い戻ってくると信じています。
コメント
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