ブラッド・ピット主演、デヴィッド・リーチ監督、『ブレット・トレイン』、9/1、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(ファーストデイにつき鑑賞料金1200円)。2022年36本目。
9/1は『シーフォーミー』、『この子は邪悪』に続いて『ブレット・トレイン』を観ました。
この日三本目の映画だからなのか、鑑賞中、かなりウトウトしました。
でも一週間前にも映画を三本観ていて、その時は一本目でウトウトしたので、映画のハシゴをする際、何本目でウトウトするかは自分でもよくわかりません。
睡眠時間や体調にさほど違いはなかったと思いますが…。
ともかく、『ブレット・トレイン』は鑑賞中ウトウトしたので大事なシーンを観落としている可能性があるってことです。
悪しからず。
伊坂幸太郎原作の映画を初めて劇場で観たのは『陽気なギャングが地球を回す』でした。
その駄作っぷりに「ふざけるな!」って激怒しましたね。
怒りの矛先をどこに向けていいのかわからなかったので、とりあえず主演の大沢たかおが出演する映画やドラマは見ないことにしました。
以後大沢たかお出演作は出来るだけ見ないようにしています。
大沢たかおにとっては完全に八つ当たりだとは思いますが。
『鴨とアヒルのコインロッカー』はよかったですね。
劇場に二回観に行きましたよ。
伊坂幸太郎の原作の雰囲気をスクリーン上で完全に再現していたと思います。
それからも伊坂幸太郎原作の映画は劇場で公開されましたが、残念ながら全作観に行っているってわけではありません。
伊坂幸太郎は今でも好きな作家の一人ですが、以前に比べて距離が出来てしまったのかもしれません。
そして『ブレット・トレイン』ですよ。
伊坂幸太郎の作品もハリウッド大作の原作になるようになったのか、と感慨深いものがありますが、それ以上のものはないですね。
今回の鑑賞は好きな作家の作品がハリウッド大作としてどのように料理されたのか、その確認作業のようなものです。
『陽気なギャングが地球を回す』を観た時のような熱は自分にはもうありません。
yahoo映画で「この作品の新幹線は夜中に東京を出発して、夜明けに京都に到着している。そんな新幹線はあり得ない。製作者は日本に来たことがないのだろう」というようなレビューをしている人がいました。
そのレビューをごもっとも、と思うと同時に的外れだとも思います。
だって本作では新幹線の窓を素手で叩き割るキャラクターがいますからね。
日本に来たことがあろうとなかろうと新幹線の窓が素手で叩き割れないことぐらいは常識でわかることです。
本作の製作者は日本のことをよく知っていて(何しろ英訳されてない作品を原作に映画を作ろうと思ったぐらいですから)、本作のトンデモ日本描写は確信犯なのだと考えるべきでしょう。
問題はそのトンデモ日本描写が作品を面白くすることに繋がっているのかどうかだと思うのですが、正直それが微妙で…。
というか、トンデモ日本描写に限らず、本作のユーモアやギャグってクスッと笑えることもなければ、プッと吹き出すこともなく、ひたすら寒いだけでした。
例えばホームに降り立ったブラピがギャングたちの目の前で持っていたスーツケースのナンバーをカラカラと回すと偶然数字が合ってスーツケースの中から大人のおもちゃ(でしたよね?)が転がり落ちてくるってシーン、何が面白いのか、さっぱりわかりません。
というか、トンデモ日本描写やユーモアやギャグ以前にストーリーがさっぱりわかりませんでした。
結局ブラピ演じる殺し屋にスーツケースを盗むように依頼した依頼主って誰だったんですかね?
それすらわからなかったのですが、それはもしかしたら自分がウトウトしていたせいかもしれません。
まぁそれがわかったからといって作品の評価が360度ぐるっと変わってしまうとは思いませんが(お前のユーモアも相当だな!)。
お気に入り度★★☆、お薦め度★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
9/1は『シーフォーミー』、『この子は邪悪』に続いて『ブレット・トレイン』を観ました。
この日三本目の映画だからなのか、鑑賞中、かなりウトウトしました。
でも一週間前にも映画を三本観ていて、その時は一本目でウトウトしたので、映画のハシゴをする際、何本目でウトウトするかは自分でもよくわかりません。
睡眠時間や体調にさほど違いはなかったと思いますが…。
ともかく、『ブレット・トレイン』は鑑賞中ウトウトしたので大事なシーンを観落としている可能性があるってことです。
悪しからず。
伊坂幸太郎原作の映画を初めて劇場で観たのは『陽気なギャングが地球を回す』でした。
その駄作っぷりに「ふざけるな!」って激怒しましたね。
怒りの矛先をどこに向けていいのかわからなかったので、とりあえず主演の大沢たかおが出演する映画やドラマは見ないことにしました。
以後大沢たかお出演作は出来るだけ見ないようにしています。
大沢たかおにとっては完全に八つ当たりだとは思いますが。
『鴨とアヒルのコインロッカー』はよかったですね。
劇場に二回観に行きましたよ。
伊坂幸太郎の原作の雰囲気をスクリーン上で完全に再現していたと思います。
それからも伊坂幸太郎原作の映画は劇場で公開されましたが、残念ながら全作観に行っているってわけではありません。
伊坂幸太郎は今でも好きな作家の一人ですが、以前に比べて距離が出来てしまったのかもしれません。
そして『ブレット・トレイン』ですよ。
伊坂幸太郎の作品もハリウッド大作の原作になるようになったのか、と感慨深いものがありますが、それ以上のものはないですね。
今回の鑑賞は好きな作家の作品がハリウッド大作としてどのように料理されたのか、その確認作業のようなものです。
『陽気なギャングが地球を回す』を観た時のような熱は自分にはもうありません。
yahoo映画で「この作品の新幹線は夜中に東京を出発して、夜明けに京都に到着している。そんな新幹線はあり得ない。製作者は日本に来たことがないのだろう」というようなレビューをしている人がいました。
そのレビューをごもっとも、と思うと同時に的外れだとも思います。
だって本作では新幹線の窓を素手で叩き割るキャラクターがいますからね。
日本に来たことがあろうとなかろうと新幹線の窓が素手で叩き割れないことぐらいは常識でわかることです。
本作の製作者は日本のことをよく知っていて(何しろ英訳されてない作品を原作に映画を作ろうと思ったぐらいですから)、本作のトンデモ日本描写は確信犯なのだと考えるべきでしょう。
問題はそのトンデモ日本描写が作品を面白くすることに繋がっているのかどうかだと思うのですが、正直それが微妙で…。
というか、トンデモ日本描写に限らず、本作のユーモアやギャグってクスッと笑えることもなければ、プッと吹き出すこともなく、ひたすら寒いだけでした。
例えばホームに降り立ったブラピがギャングたちの目の前で持っていたスーツケースのナンバーをカラカラと回すと偶然数字が合ってスーツケースの中から大人のおもちゃ(でしたよね?)が転がり落ちてくるってシーン、何が面白いのか、さっぱりわかりません。
というか、トンデモ日本描写やユーモアやギャグ以前にストーリーがさっぱりわかりませんでした。
結局ブラピ演じる殺し屋にスーツケースを盗むように依頼した依頼主って誰だったんですかね?
それすらわからなかったのですが、それはもしかしたら自分がウトウトしていたせいかもしれません。
まぁそれがわかったからといって作品の評価が360度ぐるっと変わってしまうとは思いませんが(お前のユーモアも相当だな!)。
お気に入り度★★☆、お薦め度★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。