この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

映画秘宝3月号を買いました。

2025-01-25 15:44:17 | 映画秘宝
 映画秘宝3月号を買いました。
 映画秘宝、以前は定期購読していたんですよ。
 他の映画雑誌と一線を画する、男臭い誌面が魅力でした。
 けれど、2021年の例の騒ぎで(気になる方は【映画秘宝 炎上】などのワードで検索してください)こりゃついていけないなと思って距離を置くことにしました。
 距離を置くも何も映画秘宝は廃刊になっちゃったんですけどね。
 このまま縁が切れるかと思いきや、復刊したのには驚きました(正確には再復刊ですけどね。編集部は再々創刊って称しているようだけど、まぁどちらでもよい。)。
 二度廃刊して、二度復刊した雑誌って他にあるんですかね?
 とはいえ、復刊した映画秘宝にそれまでと同じように付き合う気にはなれませんでした。
 ただ、毎年1月に発売される3月号は前年を振り返るベストテン&トホホテンが特集で、自分にとって史料価値が高いので購入しました。
 映画秘宝を丸々一冊読み通すのは時間がかかる苦行なので、ベストテンに関してのみ、感想を書きます。

 1位『シビル・ウォー アメリカの最後の日』
 2位『哀れなるもの』 
 3位『チャレンジャーズ』
 4位『密輸1970』
 5位『オッペンハイマー』
 6位『ネックバック』
 7位『ソウルの春』
 8位『侍タイムスリッパ―』
 9位『マッドマックス:フェリオサ』
 10位『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」

 1位が『シビル・ウォー』かぁって感じです。
 いや、もちろん『シビル・ウォー』のような映画があっても良いのですが、この映画が「リアルな戦争映画」と評されるのはどうかと思うのです。
 だって、仮にアメリカに内乱が起こったとしても、反乱軍が報道カメラマンに無抵抗の人間を射殺するところを撮影させるはずがないですから。
 なので自分の『シビル・ウォー』の評価は「戦闘シーンがリアルな似非戦争映画」といったところであまり高くはありません。
 でももしかしたら、反乱軍が報道カメラマンに撮影させるはずがないというのは自分の思い込みで、将来起こるアメリカの内乱では反乱軍が容赦なく無抵抗の人間をバンバン撃ち殺していくところがライブで配信されるのかもしれませんね。

 3位、4位、7位が未見です。
 昔はランキング上位の未見の作品で面白そうなものがあったら、ゲオやツタヤにDVDを借りに行ったものですが、今はそれも難しくなっているのかもしれませんね(まったく無理というわけではないのでしょうが)。

 それにしても自分のベストテンとの乖離のあまりの激しさに笑ってしまいます(こちら)。
 10作品のうち、被っているのが『侍タイムスリッパ―』だけですからね。
 自分が1位に選んだ『ゴールデンカムイ』は30位にもランクインしていませんでしたよ。涙。
 いや、面白かったけどなぁ、『ゴールデンカムイ』。
 観た上でランク外にしたのか、そもそも観てないのか、、、まぁどちらでもいいんですけどね。
 映画の見方、楽しみ方は人それぞれですから。

 今年も面白い映画が見れたらいいなと思います。
コメント
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