メル・ギブソン主演、イアン・ネルムズ&エショム・ネルムズ監督、『クリスマス・ウォーズ』、10/1、Tジョイ博多にて鑑賞。2021年46本目。
突然ですが、あなたはサンタクロースの存在を信じますか?
信じてない、ですよね。
いい年をした大人なら、サンタクロースの存在など信じてはいないでしょう。
ではなぜサンタクロースなどいないと思うのですか?
何を根拠に存在を否定するのです?
この質問にきちんと論理的に説明出来る人はいないんじゃないかな。
馬鹿々々しい、トナカイの引くそりに乗って、世界中の恵まれない子供たちに一晩でプレゼントを配って回る老人なんているはずもないだろう、そう仰る方もいるかもしれませんね。
果たしてそうなんでしょうか?
この宇宙のどこかに宇宙人が存在していて、その宇宙人が地球にやってきていると信じている人は少なくないでしょう。
もし宇宙人が存在していて、地球にやってきているのであれば、その宇宙人は超光速の移動手段を有していることになります。
宇宙人が超光速の移動手段を有しているのであれば、サンタクロースも同様に超光速の移動手段を有していたとしても不思議はありません。
そしてもし超光速の移動手段を有しているのであれば、世界中の恵まれない子供たちに一晩でプレゼントを配って回ることも不可能ではない。
サンタクロースの存在を否定し、宇宙人の存在を肯定するのは筋が通らない、そう思います。
まぁ別にサンタクロースは存在するのだ!と主張したいわけではありません。
サンタクロースが存在していると仮定して、いろいろと想像するのは楽しいことなのだ、と言っているのです。
そしてこの『クリスマス・ウォーズ』は、もしサンタクロースが存在したら彼はどんな人物なのだろう、家族はいるのか、彼の贈るプレゼントはどこで作られるのか、その費用はどうやって賄っているのか、といったサンタクロースに関する様々な疑問に対して一つの答えを与えてくれる映画です。
自分は今年観た映画の中で一番面白かったですね。
いや、この10年ぐらい観た中で一番楽しめた映画かもしれません。
だって、サンタから送られたプレゼントに不満を持った少年がサンタに殺し屋を差し向ける、という奇想天外な映画なんですよ。
よくそんなプロットを思いついたなと感心しますし、サンタクロースと殺し屋の対決シーンのシュールさを思い出しただけでも笑いがこみあげてきます。
でも、そんなふうに本作を楽しめたのって、世界広しと言えどもどうも自分だけのようなんです。
yahoo映画のユーザーレビューの評価点も2.67 点と恐ろしく低いですし、ざっと調べた限りではこの映画を高く評価している人は見当たりませんでした。
自分はめちゃめちゃ面白かったけれど。
まぁたまにはそういうこともありますね。
アカデミー作品賞にノミネートされた『スリー・ビルボード』のマーティン・マクドナー監督の『セブン・サイコパス』あたりが好きな人は『クリスマス・ウォーズ』も好きなんじゃないかな、あとは『ブラッディ・スクール」とか、、、どちらも好きって人、あんまりいそうにないけど。笑。
そんなわけで、『クリスマス・ウォーズ』は、素直にお薦め出来る映画ではありませんが、ハマればめちゃめちゃハマる映画です。
もしお近くのシネコンで上映されているようだったら物は試しに観てください(でも全国で10館しか上映されてない…)。
お気に入り度★★★★★、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
突然ですが、あなたはサンタクロースの存在を信じますか?
信じてない、ですよね。
いい年をした大人なら、サンタクロースの存在など信じてはいないでしょう。
ではなぜサンタクロースなどいないと思うのですか?
何を根拠に存在を否定するのです?
この質問にきちんと論理的に説明出来る人はいないんじゃないかな。
馬鹿々々しい、トナカイの引くそりに乗って、世界中の恵まれない子供たちに一晩でプレゼントを配って回る老人なんているはずもないだろう、そう仰る方もいるかもしれませんね。
果たしてそうなんでしょうか?
この宇宙のどこかに宇宙人が存在していて、その宇宙人が地球にやってきていると信じている人は少なくないでしょう。
もし宇宙人が存在していて、地球にやってきているのであれば、その宇宙人は超光速の移動手段を有していることになります。
宇宙人が超光速の移動手段を有しているのであれば、サンタクロースも同様に超光速の移動手段を有していたとしても不思議はありません。
そしてもし超光速の移動手段を有しているのであれば、世界中の恵まれない子供たちに一晩でプレゼントを配って回ることも不可能ではない。
サンタクロースの存在を否定し、宇宙人の存在を肯定するのは筋が通らない、そう思います。
まぁ別にサンタクロースは存在するのだ!と主張したいわけではありません。
サンタクロースが存在していると仮定して、いろいろと想像するのは楽しいことなのだ、と言っているのです。
そしてこの『クリスマス・ウォーズ』は、もしサンタクロースが存在したら彼はどんな人物なのだろう、家族はいるのか、彼の贈るプレゼントはどこで作られるのか、その費用はどうやって賄っているのか、といったサンタクロースに関する様々な疑問に対して一つの答えを与えてくれる映画です。
自分は今年観た映画の中で一番面白かったですね。
いや、この10年ぐらい観た中で一番楽しめた映画かもしれません。
だって、サンタから送られたプレゼントに不満を持った少年がサンタに殺し屋を差し向ける、という奇想天外な映画なんですよ。
よくそんなプロットを思いついたなと感心しますし、サンタクロースと殺し屋の対決シーンのシュールさを思い出しただけでも笑いがこみあげてきます。
でも、そんなふうに本作を楽しめたのって、世界広しと言えどもどうも自分だけのようなんです。
yahoo映画のユーザーレビューの評価点も2.67 点と恐ろしく低いですし、ざっと調べた限りではこの映画を高く評価している人は見当たりませんでした。
自分はめちゃめちゃ面白かったけれど。
まぁたまにはそういうこともありますね。
アカデミー作品賞にノミネートされた『スリー・ビルボード』のマーティン・マクドナー監督の『セブン・サイコパス』あたりが好きな人は『クリスマス・ウォーズ』も好きなんじゃないかな、あとは『ブラッディ・スクール」とか、、、どちらも好きって人、あんまりいそうにないけど。笑。
そんなわけで、『クリスマス・ウォーズ』は、素直にお薦め出来る映画ではありませんが、ハマればめちゃめちゃハマる映画です。
もしお近くのシネコンで上映されているようだったら物は試しに観てください(でも全国で10館しか上映されてない…)。
お気に入り度★★★★★、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
というのもクライマックスのサンタと殺し屋の決闘が結構えぐいので…。
自分はそれも含めて気に入っていますが。
いつか麦さんにお薦めできるようなハッピーエンドの映画の特集記事を書きますね。