この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

俺のエミューフォルダーが火を噴くぜ!

2021-10-08 23:06:34 | 街で見かけた・・・。
 熊本の観光牧場で飼育されていたエミュー20羽が脱走したそうです(こちら)。
 ニュースのコメント欄を見ると、飼育している動物が逃げ出すなんてどういう管理体制だったんだ、と憤っている人もいるようですが、自分はまぁそういうこともあるだろうと呑気に考えています。
 これがワニやら、ヘビやら、ライオンやら、人間に危害を加えることが考えられる危険な動物が逃げ出したのであれば、それこそどういう管理体制だったのか、飼育環境だったのか、問い詰めなければならないでしょうけれど、逃げだしたのがエミューであれば暢気に構えても問題はない、と思うのです。
 そう、自分はエミューは人間に危害を加えるような動物ではないと思っています。
 思っているというか、知っています。
 なぜ知っているのかというと自分は基山にあるエミュー牧場にちょくちょく遊びに行っているからです。
 といっても普段は柵越しにそこら辺に生えている野草や持参したキャベツなどをあげるだけですけどね。

   

 別にエサに飢えているわけでもないだろうに、野草やキャベツをちらつかせるだけでそこら中からわらわらと集まってきます。
 持参したキャベツならともかく、地面に生えているヨモギなんて奪い合わなくてもいいだろうに、と思うけれど。

 一度だけですが、牧場の中を見学したこともあります(見学は前日までに要予約です)。

   

 ほら、恐竜みたいで可愛い(恐竜は見たことないけど)。

   

 喉元のところをこちょこちょしてやると、

   

 気持ちよさげに目を閉じるんです。
 一羽をこちょこちょこしてると、ボクもやってよ~、みたいに他のエミューも近寄ってくるんですよ。
 くそぅ、可愛いな、こいつら。

 牧場内にいたのは一時間弱ぐらいだったかな、その間、つつかれたり、けられたり、ついばまれたりしたことはなかったですよ。
 エミューは自分が知る限り、最も大人しく、人懐っこい鳥類です。

 断っておきますが、今回の脱走を決して歓迎しているわけではないのです。
 そういうこともあるだろうな、と思うだけで。
 何しろ日本でエミューを家畜として飼育されるようになったのはここ10年ぐらいのことですからね。
 不測の事態が起きて逃げ出すこともあるでしょう。
 ただそういった不測の事態もエミューの生態がよりわかってくれば防げるようになるだろうと考えているのです。

 やっぱりエミューが逃げ出すのはよくないことですよ。
 エミューが人を襲うとは思っていませんが、エミューが自動車などにぶつかったりすることは充分考えられますからね。
 それに前回エミューが(別の牧場で)逃げ出した時は最後の一羽は死んでしまったんじゃなかったかな。
 人間とエミューの良い関係が築けたらいいなと思います。
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