パク・チャヌク監督、キム・ミニ主演、『お嬢さん』、3/11、中洲大洋劇場にて鑑賞。2017年4本目。
3月の予定を立てた時点で、11日は『哭声/コクソン』という韓国映画を観るつもりでした。
予告編を見る限り、何がなんだかよくわからないけど凄そうな映画だということは伝わってきましたし、11日は何かのキャンペーンで鑑賞料金が1100円だったんですよね。
観ない理由はないと思ってました。
が、やめました。
他に観たい映画が出来たんですよね。
それが『哭声/コクソン』と同じ韓国映画の『お嬢さん』です。
華族令嬢秀子の元に新しいメイドの珠子がやってくる。が、彼女の本名はスッキといい、詐欺師の手先だった。
莫大な財産を奪うべく、秀子に仕えるスッキだったが、いつしか美しく、純真な彼女に惹かれていく。
しかしスッキは知らなかった。
世間知らずに思えた秀子にはもう一つの顔がある事を…。
イギリス人作家サラ・ウォーターズの原作を韓国人であるパク・チャヌクが1939年の朝鮮半島を舞台に脚色、監督し、韓国人俳優が日本人を演じるという、一見キワモノのような映画なのですが、キワモノはキワモノでも一筋縄ではいかないキワモノ映画でした。
まず、想像以上にエロかったですねぇ。
いや、エロいってことは知っていたんですよ。だって、R18+という18歳未満お断りというレーティングでしたからね。
ただここまでとは思ってもみませんでした。
日本映画でもたまに濡れ場シーンがあったりしますが、それも女優の乳首が一瞬見えるかどうか、ぐらいじゃないですか(作品にもよるけど)。
それがこの『お嬢さん』ではこれ以上ないってぐらい秀子とスッキの二人が絡みまくるんですよ。
(日本映画は)韓国映画に敵わないなと思うことがあるのですが、まさにそう思わされましたね。
だって、松嶋奈々子と堀北真希が全裸でレズプレイを演じるなんてこと、日本映画では考えられないですよね?
女優の例えが正しいかどうかはわかりかねますが、それに近いものを感じましたよ。
本作がエロい映画であることは事前に知っていました。
ただ、エロい映画だから本作を観に行ったのではありません。
こんなことを告白するのもなんですが、自分は女性のおっぱいが大好きです(自分に限らず、世の男性はたいがい女性のおっぱいが好きだとは思いますが)。
でも女性のおっぱいが拝める映画って、おっぱいが拝めるんだからそれで満足でしょ?とでもいうような、どうしようもなく脚本がグダグダな駄作も少なくないのです。
おっぱいを目的にするなら、フツーにアダルトビデオを見るっつーの!
それがこの『お嬢さん』では脚本が素晴らしいんですよね。物語が二転、三転し、そのたびに「えぇっ!?」と驚かされました。
脚本は素晴らしく、女優陣はエロく、エグいところは容赦なくエグい。
『哭声/コクソン』の鑑賞料金が1100円だったのに対し、『お嬢さん』は1800円だったのですが、700円多く払って観た甲斐がありました。すごく満足しました。
一つだけケチをつけるとすると、邦題がなぜ『お嬢さん』なんだろうなってことです。
というのも劇中秀子は一度もスッキから「お嬢さん」とは呼ばれていないのです。スッキは秀子のことを「(秀子)お嬢さま」と呼んでいました。
であれば邦題は『お嬢さま』にするべきだと自分は思うのですが。
「お嬢さま」と「お嬢さん」では微妙にニュアンスが違うと思うのは自分だけなのかな…。
お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
3月の予定を立てた時点で、11日は『哭声/コクソン』という韓国映画を観るつもりでした。
予告編を見る限り、何がなんだかよくわからないけど凄そうな映画だということは伝わってきましたし、11日は何かのキャンペーンで鑑賞料金が1100円だったんですよね。
観ない理由はないと思ってました。
が、やめました。
他に観たい映画が出来たんですよね。
それが『哭声/コクソン』と同じ韓国映画の『お嬢さん』です。
華族令嬢秀子の元に新しいメイドの珠子がやってくる。が、彼女の本名はスッキといい、詐欺師の手先だった。
莫大な財産を奪うべく、秀子に仕えるスッキだったが、いつしか美しく、純真な彼女に惹かれていく。
しかしスッキは知らなかった。
世間知らずに思えた秀子にはもう一つの顔がある事を…。
イギリス人作家サラ・ウォーターズの原作を韓国人であるパク・チャヌクが1939年の朝鮮半島を舞台に脚色、監督し、韓国人俳優が日本人を演じるという、一見キワモノのような映画なのですが、キワモノはキワモノでも一筋縄ではいかないキワモノ映画でした。
まず、想像以上にエロかったですねぇ。
いや、エロいってことは知っていたんですよ。だって、R18+という18歳未満お断りというレーティングでしたからね。
ただここまでとは思ってもみませんでした。
日本映画でもたまに濡れ場シーンがあったりしますが、それも女優の乳首が一瞬見えるかどうか、ぐらいじゃないですか(作品にもよるけど)。
それがこの『お嬢さん』ではこれ以上ないってぐらい秀子とスッキの二人が絡みまくるんですよ。
(日本映画は)韓国映画に敵わないなと思うことがあるのですが、まさにそう思わされましたね。
だって、松嶋奈々子と堀北真希が全裸でレズプレイを演じるなんてこと、日本映画では考えられないですよね?
女優の例えが正しいかどうかはわかりかねますが、それに近いものを感じましたよ。
本作がエロい映画であることは事前に知っていました。
ただ、エロい映画だから本作を観に行ったのではありません。
こんなことを告白するのもなんですが、自分は女性のおっぱいが大好きです(自分に限らず、世の男性はたいがい女性のおっぱいが好きだとは思いますが)。
でも女性のおっぱいが拝める映画って、おっぱいが拝めるんだからそれで満足でしょ?とでもいうような、どうしようもなく脚本がグダグダな駄作も少なくないのです。
おっぱいを目的にするなら、フツーにアダルトビデオを見るっつーの!
それがこの『お嬢さん』では脚本が素晴らしいんですよね。物語が二転、三転し、そのたびに「えぇっ!?」と驚かされました。
脚本は素晴らしく、女優陣はエロく、エグいところは容赦なくエグい。
『哭声/コクソン』の鑑賞料金が1100円だったのに対し、『お嬢さん』は1800円だったのですが、700円多く払って観た甲斐がありました。すごく満足しました。
一つだけケチをつけるとすると、邦題がなぜ『お嬢さん』なんだろうなってことです。
というのも劇中秀子は一度もスッキから「お嬢さん」とは呼ばれていないのです。スッキは秀子のことを「(秀子)お嬢さま」と呼んでいました。
であれば邦題は『お嬢さま』にするべきだと自分は思うのですが。
「お嬢さま」と「お嬢さん」では微妙にニュアンスが違うと思うのは自分だけなのかな…。
お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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